2015年4月 - 2018年3月
布センサーを利用した良姿勢フィードバックによる作業関連性疼痛の予防
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
本研究は,長さを感知する布センサを用いて悪い姿勢を感知して,その情報をフィードバックし自ら姿勢を修正することにより,作業関連性疼痛や介護や作業動作に伴う腰痛などを軽減,予防するシステムを開発し検証することを目的としている.そのシステムにはスマートフォンアプリケーションを用い,実用的なシステム構築を目指すものである.
本研究の結果より,長時間の事務作業の姿勢感知には,肩甲骨周辺よりも腹囲のセンシングが,頭部前方突出や肩関節の疲労感に効果があった.介護動作を想定し,しゃがみ込みと持ち上げ動作を腹囲フィードバックベルトを用いてセンシングすると腰椎前弯減少抑制(腰がまるっくならない)が可能であった.
本研究の結果より,長時間の事務作業の姿勢感知には,肩甲骨周辺よりも腹囲のセンシングが,頭部前方突出や肩関節の疲労感に効果があった.介護動作を想定し,しゃがみ込みと持ち上げ動作を腹囲フィードバックベルトを用いてセンシングすると腰椎前弯減少抑制(腰がまるっくならない)が可能であった.
- ID情報
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- 課題番号 : 15K12613