共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

布センサーを利用した良姿勢フィードバックによる作業関連性疼痛の予防

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
15K12613
配分額
(総額)
3,900,000円
(直接経費)
3,000,000円
(間接経費)
900,000円

本研究は,長さを感知する布センサを用いて悪い姿勢を感知して,その情報をフィードバックし自ら姿勢を修正することにより,作業関連性疼痛や介護や作業動作に伴う腰痛などを軽減,予防するシステムを開発し検証することを目的としている.そのシステムにはスマートフォンアプリケーションを用い,実用的なシステム構築を目指すものである.
本研究の結果より,長時間の事務作業の姿勢感知には,肩甲骨周辺よりも腹囲のセンシングが,頭部前方突出や肩関節の疲労感に効果があった.介護動作を想定し,しゃがみ込みと持ち上げ動作を腹囲フィードバックベルトを用いてセンシングすると腰椎前弯減少抑制(腰がまるっくならない)が可能であった.

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K12613/15K12613seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 15K12613