共同研究・競争的資金等の研究課題

2021年4月 - 2025年3月

家族介護者への死別サポートの看護職・介護職・介護支援専門員連携プログラムの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
21K11098
体系的課題番号
JP21K11098
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

近年、高齢多死社会の中、家族介護者の死別による精神的負担や病気・死亡などが危惧されている。よりよい死別サポート(Bereavement Support,死別前後の家族サポート)の提供によって、家族介護者の精神的負担の軽減や病気・死亡の予防になる可能性がある。しかし、在宅ケアにおいては、多職種が看取りに関わり、連携・協働の困難を伴う。そこで本研究は、死別サポートにおける看護職・介護職・介護支援専門員の連携と課題を明確化し、家族介護者への死別サポートの看護職・介護職・介護支援専門員連携プログラムの開発を行うことを目的とした。2021年度は、研究計画書を作成し、聖路加国際大学研究倫理審査委員会の承認を受けて、インタビュー調査を遂行した。概要は下記の通りで、現在、インタビューデータの内容分析を実施している。
<テーマ>家族介護者に対する死別サポート:看護職・介護職・介護支援専門員の連携内容と課題、教育ニーズに関するインタビュー調査
◆目的:家族介護者への死別サポートについて、看護職・介護職・介護支援専門員の連携の内容・課題、教育ニーズについて、インタビューの語りから内容分析を行い明確化する。◆インタビュー実施期間:2021年10月~2022年3月◆研究協力者:訪問看護事業所に勤務する看護師8名、居宅介護支援事業所に勤務する介護支援専門員7名、訪問介護事業所に勤務する介護員7名の計22名であった。◆インタビュー内容:1)家族介護者への死別サポートの内容,2)家族介護者への死別サポートの3職種の連携の内容・課題、教育ニーズについてであった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K11098
ID情報
  • 課題番号 : 21K11098
  • 体系的課題番号 : JP21K11098

この研究課題の成果一覧

MISC

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講演・口頭発表等

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