2019年4月 - 2023年3月
保健師の倫理的実践を促進するための実装研究:倫理的能力育成方法と支援環境の構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、保健師の倫理的実践を促進するために、保健師の倫理的能力育成方法(倫理教育・事例検討)を実践現場に実用化・普及する方法と、その効果が促進される倫理的支援環境を構築することを目的としている。2019年度の研究の目的は、1.モデル拠点の設置:(1)データ収集、実用化試験の拠点と、(2)情報発信・相談機能をもつ倫理的実践リソースセンターを設置する。2.基礎調査:モデル拠点において倫理的課題、倫理教育・事例検討の導入方法、倫理的支援環境についてインタビューデータの収集・分析することであった。2019年度の実績は以下のとおりである。
1.拠点の設置:(1)モデル拠点設置として、1自治体、2企業・事業所、2学校に依頼し、モデル拠点としての受諾を得、今後の研究について検討を行った。2自治体、1地域包括支援センターについては依頼継続中である。(2)倫理的実践リソースセンター設置として、ホームページを開設し、倫理教育・事例検討のプログラムや文献をアップし、研究成果の発信、倫理実践に関する相談を開始した。
2.基礎調査:(1)文献検討・専門家からの意見聴取として、文献検討を行い、生命倫理・看護倫理の専門家、および公衆衛生看護の実践者や研究者からの意見聴取を行った(学会等、視察)。(2)倫理的課題および倫理的支援環境に関するインタビュー調査として、各モデル拠点において、保健師の日常実践における倫理的課題と倫理的支援環境に関するインタビューを実施・分析する予定であったが、COVID-19の状況から2020年度に実施することになった。
1.拠点の設置:(1)モデル拠点設置として、1自治体、2企業・事業所、2学校に依頼し、モデル拠点としての受諾を得、今後の研究について検討を行った。2自治体、1地域包括支援センターについては依頼継続中である。(2)倫理的実践リソースセンター設置として、ホームページを開設し、倫理教育・事例検討のプログラムや文献をアップし、研究成果の発信、倫理実践に関する相談を開始した。
2.基礎調査:(1)文献検討・専門家からの意見聴取として、文献検討を行い、生命倫理・看護倫理の専門家、および公衆衛生看護の実践者や研究者からの意見聴取を行った(学会等、視察)。(2)倫理的課題および倫理的支援環境に関するインタビュー調査として、各モデル拠点において、保健師の日常実践における倫理的課題と倫理的支援環境に関するインタビューを実施・分析する予定であったが、COVID-19の状況から2020年度に実施することになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H03967
- 体系的課題番号 : JP19H03967
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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日本看護倫理学会第16回年次大会(オンデマンド発表,抄録集P93)
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日本看護倫理学会年次大会抄録集15回 2022年4月