2019年3月
福島県におけるモニタリングポストの測定結果の時間的統合
日本原子力学会2019年春の年会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 水戸
原子力規制庁が設置しているモニタリングポストでは、時間的に頻度の高い空間線量率測定を行っており、福島第一原発事故から8年が経過したことで、大量のデータが蓄積されている。それら複数のモニタリングポストの結果を時間的に統合することで、モニタリングポストの最適化を支援するデータを抽出する。具体的には、複数のモニタリングポストによる空間線量率測定結果の組に対し、階層ベイズモデルを用いて時間的統合を行うことで、一方のモニタリングポストの空間線量率測定結果の推定を実施した。1km圏内の多くのモニタリングポストの組において、統計的に最も信頼がおける空間線量率の推定結果、および、その信頼区間が得られた。