2019年3月
学士課程助産学コース修了生の就業動向と助産学プログラムの成果と課題
新潟大学保健学雑誌 = Journal of health sciences of Niigata University
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- 巻
- 16
- 号
- 1
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 43
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 新潟大学医学部保健学科
新潟大学医学部保健学科看護学専攻助産学コースは,2000年に短期大学部専攻科から移行後,修了生を対象とした評価を実施していない。本研究の目的は,本学助産学コース修了者の就業の動向と助産学教育プログラムの成果と課題を明らかにすることである。対象者は,本コースを履修した学生全員(2004年~2015年卒業,207名)である。ウェブ調査(質問紙調査)と,助産学プログラムへの評価についてはグループインタビュー法を組み合わせて実施した(2015年12月~2016年3月)。記述統計と質的分析を用いて解析した。新潟大学医学部倫理委員会の承認を受けた(受付番号2390)。助産師としての就職は約8割で,高度医療施設が多数を占め,約半数は新潟県外であった。助産学プログラムに対し,主に実習で専門職者としての基本的な技術や取り組み姿勢を学び,就職後直ちに実践が期待される乳房ケア・母乳育児等への要望があった。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 2188-4617
- CiNii Articles ID : 120006763757
- CiNii Books ID : AA12680484