論文

2019年

血漿交換およびrituximabで救命できなかった妊娠合併後天性血栓性血小板減少性紫斑病

臨床血液
  • 金田 裕人
  • ,
  • 原 武志
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  • 清水 雅仁
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  • 鶴見 寿
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  • 北川 順一
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  • 山口 公大
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  • 松本 拓郎
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  • 中村 信彦
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  • 中村 博
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  • 二宮 空暢
  • ,
  • 兼村 信宏
  • ,
  • 笠原 千嗣

60
3
開始ページ
209
終了ページ
212
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11406/rinketsu.60.209
出版者・発行元
一般社団法人 日本血液学会

<p>症例は妊娠14週の30歳女性。紫斑,鼻出血,腹痛を主訴に受診。溶血性貧血,血小板減少に加えて,ADAMTS13活性の著減(<0.01 IU/ml)およびADAMTS13インヒビターの高値(4.8 BU/ml)を認め,後天性血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpura, TTP)と診断した。速やかに血漿交換とステロイドを導入したが血小板数の改善を得られず,第6病日にrituximabの投与を開始した。しかし,第7病日にはインヒビター値が12.5 BU/mlとさらに上昇し,腎機能の悪化と意識障害を認めた。その後も連日血漿交換を施行し,再度rituximabを投与するも改善が得られず,第14病日に死亡した。TTPの治療成績は非常に向上しているものの,時に難治例を経験する。妊娠合併の難治性TTPに対する治療戦略の確立が必要である。</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11406/rinketsu.60.209
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007642860
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00252940
PubMed
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31068517
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029636728
Jamas Url
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2019184351

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