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2022年6月4日

制度は意図に取って代われるのか

哲学オンラインセミナー ワークショップ「作者の意図、再訪」
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  • 銭 清弘

作者の意図が作品の意味や内容を決定するという見解は、分析美学において根強く支持されてきた。本発表では、キャサリン・エイベル『フィクション:哲学的分析』によって提示された代替案を検討する。エイベルによれば、フィクションとは作者と鑑賞者で想像を共有するゲームであり、その根幹をなす「想像の伝達」という課題を解決するのは、作者の内的な意図ではなく、作者と鑑賞者の共有するフィクションの制度、そこに含まれる内容決定ルールである。エイベルの制度的アプローチには妥当でない前提および帰結が伴うことを指摘し、鑑賞者同士の協調に依拠した別の制度的アプローチを提案する。

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