基本情報

所属
椙山女学園大学 外国語学部 英語英米学科 教授
学位
修士(政策・メディア学)(1999年3月 慶應義塾大学)
博士(学術)(2013年3月 鹿児島大学)

研究者番号
90413880
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-4588-9280
J-GLOBAL ID
200901045997231360
Researcher ID
L-5418-2015
researchmap会員ID
5000086085

外部リンク

境界線上の声と権利を可視化する

法社会学を中核に置き、法・技術・文化が交差する「境界」において、社会システムと人間がどのように相互作用するかをテーマとしています。理論的な分析に留まらず、フィールドワークや表現活動を通じた実証的な記述を重視しています。

 #法社会学   #マイノリティ研究   #メディア論   #データサイエンス   #フィールドワーク   #文化表現  

⚖️法とマイノリティ

マイノリティはただ保護されるべき絶対的な弱者なのか。タイのモン族の事例などを通じ、この前提に鋭く切り込みます。国家の法律と部族のルール(固有法)が交錯する中で、人々は両者を戦略的に使い分けています。しかしその背後には、独自の文化を盾としてコミュニティ内部の女性や子どもが抑圧される二重の権力構造が潜んでいます。マイノリティ保護の美談によって内部の人権侵害が隠蔽される危険性を暴き出し、真の弱者救済のための制度設計とは何かを社会に突きつける法社会学のアプローチです。

📡メディアと社会

社会の周縁に追いやられた人々は、いかにして世界に声を届けるのか。マスメディアから排除されたタイの山地民がインターネットという武器を手にし、国境を越えた連帯を築き上げるプロセスを解き明かします。彼らは独自のローマ字表記を用いて在米の同胞とネットワークを構築し、新たな社会運動を展開しました。これは、情報技術が既存の権力勾配や地理的な壁を無効化しうる条件を鮮やかに示しています。SNS時代において、小さき声がいかにして社会を動かす力を持つのかを実証する現代のメディア論です。

🔬次世代の調査手法

研究者の先入観という最大のバイアスをどう排除するか。パンデミック等で現地調査が困難になる中、サイバー空間のビッグデータに着目しサイバーフィールドワークを提唱しています。これはSNSやネット掲示板の膨大な書き込みを計量テキスト分析等を用いて解析する手法です。従来の法学研究が陥りがちだった観察者の主観への依存を断ち切り、データ駆動で事象の全体像を客観的に抽出します。物理的制約に縛られず、現代の複雑な社会課題を多角的に解剖するための革新的かつ実践的なリサーチモデルです。

研究室Webサイト Days of Wine and Laws



主要な論文

  30

MISC

  25

書籍等出版物

  8

講演・口頭発表等

  30

担当経験のある科目(授業)

  43

所属学協会

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

社会貢献活動

  5

メディア報道

  14

その他

  14