2003年12月
超弦理論とタキオン(最近の研究から)
日本物理學會誌
- 巻
- 58
- 号
- 12
- 開始ページ
- 903
- 終了ページ
- 907
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(その他)
- DOI
- 10.11316/butsuri1946.58.903
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本物理学会
長い間,超弦理論にはタキオンがないと思われていましたが,最近,いくつかの超弦理論はタキオン場を含むより大きな枠組みに拡張されることが分かってきました.このタキオニックな超弦理論の枠組みは,Dブレインなどの非摂動的な構造を理解する上で大変重要な役割を果たし,また弦理論の新たな定式化を与える可能性も秘めています.さらに,これらの超弦理論に基づく宇宙観も変革を迫られることになります。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11316/butsuri1946.58.903
- ISSN : 0029-0181
- CiNii Articles ID : 110002069311
- CiNii Books ID : AN00196952
- identifiers.cinii_nr_id : 9000003447647