鮫島 輝美

J-GLOBALへ         更新日: 19/08/26 18:26
 
アバター
研究者氏名
鮫島 輝美
 
テルミ サメシマ
ハンドル
michanshaha
所属
京都光華女子大学
部署
健康科学部
職名
講師
学位
人間・環境学博士(京都大学大学院)

プロフィール

専門は,理論看護学・社会心理学(グループ・ダイナミックス)です。アクションリサーチを中心とした,協同的実践研究を中心に行っています。研究テーマは,「病や障害を抱えても社会から<疎外>されずによく生きるために必要な支援とは何か」,です。現在は,協同学習の研究も行っています。よろしくお願いします。

研究分野

 
 

経歴

 
2011年4月
 - 
現在
京都光華女子大学 健康科学部看護学科 講師
 
1997年4月
 - 
2000年3月
兵庫県立大学 看護学部看護学科 助手
 

学歴

 
2005年4月
 - 
2011年3月
京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学専攻
 
1993年4月
 - 
1997年3月
兵庫県立大学 看護学部 看護学科
 
1986年4月
 - 
1990年3月
奈良女子大学 家政学部 生活経営学科
 

委員歴

 
2018年4月
 - 
現在
日本グループ・ダイナミックス学会  常任理事
 
2016年2月
 - 
現在
The Taos Institute  Institute Associate
 
2013年4月
 - 
2015年3月
日本グループ・ダイナミックス学会  常任理事
 
2011年4月
 - 
2015年3月
日本質的心理学会  研究交流会
 

論文

 
数量化Ⅲ類による妊婦の心理社会的背景と胎児への関心による母子関係の特性とケア課題
西川みゆき,鮫島輝美,榊原久孝
母性衛生   56(4) 548-557   2016年1月   [査読有り]
鮫島輝美
京都大学大学院人間・環境学研究科      2013年3月   [査読有り]
鮫島輝美
集団力学 30 P109-130   30    2013年   [査読有り]
鮫島輝美
集団力学   27 33-61   2010年   [査読有り]
近代医療によって失われた<医師の姿>-京都・西陣の地域医療の事例を通じて-
鮫島輝美
京都大学大学院人間・環境学研究科      2008年3月   [査読有り]
高齢者椅子Ⅲ
小河幸次・内藤祐孝・大宅(鮫島)輝美・川口孝泰・長屋昭義
北海道東海大学北方研究所 所報 No.21   21 16-27   1996年   [査読有り]

Misc

 
第2部分科会 高大社連携の現段階の到達点とミライ~高校、大学それぞれの立場から~
杉岡秀紀・竹村祥子・鮫島輝美
第16回高大連携教育フォーラム報告書      2019年3月   [依頼有り]
仏教思想が看護学に問いかけるもの −本学の看護学科における仏教の授業の歩みから−
鮫島輝美,小澤千晶,早島理
京都光華女子大学京都光華女子大学短期大学部研究紀要   56    2018年12月
看護基礎教育における初年次教育としての協同学習の導入 前編 なぜ導入したのか,その理論的背景
鮫島輝美
看護教育   59(6) 482-486   2018年6月
私立大学における要支援学生への学習支援の取り組みと今後の課題−アクティブラーナーの醸成−
鮫島輝美
第15回高大連携教育フォーラム報告書「今育成すべき力は何かを共に考える〜高等学校・大学の役割〜」   37-52   2018年3月   [依頼有り]
「子育ち」支援から「子育ての担い手」支援へ
鮫島輝美
宗教と倫理   17 16-19   2017年11月   [依頼有り]
障がい学生支援とその実践知のデータベース化の進行 2016年大学コンソーシアム京都指定調査課題成果報告会に参加して
鮫島輝美
看護教育   58(8) 664-667   2017年8月   [依頼有り]
生存学研究センター報告27 語りの分析〈すぐに使える〉うえの式質的分析法の実践
上野千鶴子
   2017年3月
看護にどう活かせる?「アクションリサーチ」を知ろう
鮫島輝美
月刊ナーシング   33(14) 100-103   2013年12月   [依頼有り]
鮫島輝美
看護学雑誌   66(5) 313-320   2002年5月
病院から在宅への環境移行に伴うケア・ニーズの実態調査とその分析
鮫島輝美
兵庫県立看護大学紀要   9 87-102   2002年3月

書籍等出版物

 
Asian Indigenous Psychologies in The Global Context,3 Cultuer in Motion: Challenges to Futere Inquiry
Spring Nature   2019年   
質的心理学辞典
能智 正博, 香川 秀太, 川島 大輔 , サトウ タツヤ, 柴山 真琴, 鈴木 聡志 , 藤江 康彦 (編) (担当:分担執筆, 範囲:ケア,在宅看護,在宅介護,専門)
新曜社   2018年11月   
「生きづらさ」に寄り添う〈支援〉−医療・看護・介護におけるグループ・ダイナミックス的アプローチ-
鮫島 輝美
ナカニシヤ出版   2018年3月   
障害のある人の母親という経験-障害のある人の(母)親を対象にしたアンケート分析から-
上野千鶴子 (担当:共著, 範囲:2章「降りられない(母)親役割,終わらない子育て」)
京都市身体障害児者父母の会連合会   2017年9月   
地域における妊娠期からの母児・家族関係の育成を支援するケアモデルの開発
西川みゆき,鮫島輝美 (担当:共著)
科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書(基盤研究C)   2017年6月   
研究課題番号:25670934 
研究代表者:西川みゆき 研究分担者:鮫島輝美
京都光華女子大学京都光華女子大学短期大学部 学習ステーション 平成26年度活動報告書
鮫島 輝美 (担当:共著, 範囲:学習コミュニティ形成による学習効果)
2015年3月   
「身体論を用いた看護基礎技術習得のための自己学習を支援する教育ツールの開発」
鮫島輝美,井川啓 (担当:共著, 範囲:全文)
科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書(挑戦的萌芽研究)   2014年3月   
研究課題番号:25670934 研究代表者:鮫島輝美 研究分担者:井川啓
最期まで「自宅で療養したい」という思いを支える在宅ケア支援モデルの検討
鮫島輝美
科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書(研究活動スタート支援)   2013年6月   
研究課題番号:23890228 研究代表者:鮫島輝美
看護大事典 第二版
和田攻・南裕子・小峰光博(編) (担当:分担執筆)
2010年3月   
「癒し(看護における)healing」P2426 「家族機能」P510 「家族周期」P511 「死(看護における)」P1236 「死にいたる段階」P1328 「喪失」P1816 「人間科学」P2262 「人間関係論」P2262 「マズロー」P2737 「欲求階層説(マズローの)」P2885 「欲動論」P2883
介護における「負担」観から新たな価値観の創造に向けて
鮫島輝美・竹内みちる・竹家一美 (担当:共著, 範囲:第1~2章,第3章(1)(3)(4)(6),第4章)
京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生主体課題探求・討論 研究開発コロキアム 平成21年度 研究成果報告書   2010年3月   
相互性としてのケア −かかわりが育む家族,教育,医療のナラティヴ−
竹家一美・西山直子・竹内みちる・鮫島輝美・竹内一真 (担当:共著, 範囲:調査)
京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生主体課題探求・討論 研究開発コロキアム 平成21年度 研究成果報告書   2010年3月   
介護における「負担」観から新たな価値観の想像に向けて −家族による看取りの語りから学ぶ−
鮫島輝美・竹内みちる・西山直子 (担当:共著, 範囲:第1~第3章はじめ,第3章(4)~第4章)
京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生主体課題探求・討論 研究開発コロキアム 平成20年度 研究成果報告書   2009年3月   
関係性(家族間・世代間)としての生涯発達 −ナラティブ・アプローチからその変化プロセスを捉える−
荘島幸子・竹家一美・鮫島輝美・西山直子 (担当:共著, 範囲:第4章(3))
京都大学グローバルCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生主体課題探求・討論 研究開発コロキアム 平成20年度 研究成果報告書   2009年3月   
看護大事典 初版
和田攻・南裕子・小峰光博(編) (担当:分担執筆)
医学書院   2004年11月   
「癒し(看護における)」P173  「家族機能」P436 「家族周期」P436-437 「死(看護における)」P1117 「死にいたる段階」P1227 「喪失」P1678 「人間科学」P2115 「人間関係論」 P2116 「マズロー」P2575 「マズローのニードの階層付け」P2575-2576 「欲動論」P2724
遠隔看護における健康状態のアセスメント手法の開発に関する研究−カオス分析によるバイタルサイン情報の活用−
川口孝泰・鵜山治・松浦和幸・太田健一・鮫島輝美・東ますみ・樋之津順子・浅野美礼 (担当:共著, 範囲:調査)
文部省科学研究費(基礎研究B)   2004年3月   
研究課題番号:13557230 代表者:川口孝泰
高齢者の介助起立時における生体への影響と援助方法に関する検討
川口孝泰・飯田健夫・小西美和子・鮫島輝美 (担当:共著, 範囲:調査)
文部省科学研究費(基礎研究C)研究成果報告書   2001年3月   
研究課題番号:11672351 代表者:川口孝泰  
病院から在宅への環境移行に伴うケア・ニーズの実態調査とその分析
鮫島 輝美,川口孝泰 (担当:共著, 範囲:全文)
兵庫県立看護大学特別調整研究費助成金研究成果報告書   2001年3月   
阪神・淡路大震災  その時看護は
大宅(鮫島)輝美 (担当:共著, 範囲:た.Ⅶ教育の場における看護活動「学生ネットワークを作る」)
日本看護協会出版会   1995年5月   

講演・口頭発表等

 
The Role of Learning Commons as a Place for Students at Japanese University
鮫島 輝美
Conference The Future is Now!   2019年6月5日   
The role of cooperative learning in the first-year educational program of the Japanese University
鮫島 輝美,須藤 文
2019年国際協同教育学会   2019年3月21日   
特別分科会2:高大社連携の現段階の到達点とミライ-高校,大学それぞれの立場から-
杉岡秀紀・竹村祥子・鮫島輝美
第16回高大連携教育フォーラム   2018年12月8日   
医療的ケア児の保育ニーズをいかにして満たすか:実践事例の検討
鮫島輝美,東村知子,末永美紀子
日本質的心理学会第15回大会   2018年11月25日   
大学の初年次教育において協同学習が果たす役割
鮫島輝美,須藤文
日本協同教育学会第15回大会   2018年11月18日   
基礎看護教育における演劇ワークショップの導入とその教育的意味についての検討
鮫島輝美・蓮行
第24回大学教育研究フォーラム   2018年3月   
私立大学における要支援学生への学習支援の取り組みと今後の課題−アクティブラーナーの醸成− [招待有り]
鮫島輝美
第15回高大連携教育フォーラム   2017年12月   大学コンソーシアム・京都
障害のある人の(母)親を対象にしたアンケート [招待有り]
上野千鶴子・鮫島輝美・畑野相子・宇治和子・三輪佳子・谷村ひとみ・萩原三義・窪田好恵・梅下節留・中西京子・藤井美恵子・桶河華代
第50回全国肢体不自由児者父母の会連合会 全国大会 第52回近畿肢体不自由児者福祉大会 京都大会   2017年9月   京都市身体障害児者父母の会連合会
大学における要学習支援学生の「居場所づくり」 -学科教員と支援担当教員との連携を通じて-
鮫島輝美,塩崎正司
日本協同教育学会第13回大会   2017年3月   
本発表では,大学における要学習支援学生の居場所づくりの実践活動の理論的基盤 について議論することを目的とする.発表者らによる約2年間の実践を通じて,全入時代の大学における要学習支援学生の「居場所づくり」とはどのような活動なのか,を論じるための理論を整理し,大学における学 習支援のための「居場所」の社会的意味について考察した.
産科診療場面における助産師−妊婦−胎児間のインタラクションの構造的分析
西川みゆき,鮫島輝美
第35回日本看護科学学会学術集会   2016年12月   
本研究は,妊婦と助産師のやり取りの現象を明らかにすることで,「触れる」技術の意義を見出し,妊婦と助産師の関係がどのように変化しているのかを構造的に分析することを目的とした.
The Social Meaning of Volunteer Activities as the “Third Role” in Communities - Collaborative Dialogic Practice of the “Group for Listening” in Japan-
鮫島輝美,竹内みちる
Relational Practices in Health & Healthcare -Healing through collaboration-   2016年11月   
看護教育における協同学習の活用方法について考える -実際の授業案・運営を使って-
那須さとみ,鮫島輝美
日本協同教育学会第13回大会   2016年11月   鮫島輝美
授業案や授業運営の実際から,学び合いの機会を持つことを目的とした.また今回は,学内の講義だけでなく,学内演習の授業案から議論する.そのため,看護学の教員だけでなく,実践知を育成するために「講義」—「演習」—「実習」という学習形態を採用している「対人援助職」にも,学びを用意できる議論となった.
仲間の体験からも学ぶ看護学臨地実習 -LTD 話し合い学習法を応用した協同的な学びの創造- [招待有り]
牧野 典子・鮫島 輝美
日本協同教育学会第13回大会   2016年11月   石田裕久
協同学習の研究会の中で生まれたアイデア,臨地実習体験をもとにして LTD 話し合い学習法を行うという手続き(LTD-NP:Learning Through Discussion for Nursing Practice)が生まれた.この方法は,学生が自らの実習体験をふり返り,仲間の体験からび,次の実習への動機づけを醸成するとともに,指導する側にも彼らが実習中に何を学び,何を感じているかのフィードバック情報を与える.今回はその具体例より,今後の活用の可能性を議論した.
「子育ち」支援から「子育ての担い手」支援へ [招待有り]
鮫島 輝美
第 17 回学術大会公開シンポジウム   2016年10月9日   宗教倫理学会
助産師が〈触れる〉ことの意味における理論的考察
鮫島輝美,西川みゆき
日本質的心理学会第13回大会   2016年10月   
本研究の目的は,助産師と妊婦との相互行為の医療的・社会的意義を明らかにし,地域における母児・家 族関係の育成支援に向けたケアモデルを提示することにある.今回は,その基盤整理として「助産師が妊婦 に〈触れる〉ことの意味」を検討するための理論について検討した.
利用者の主体性を促進する歩行支援ロボットの参与観察
河合直樹・鮫島輝美
日本質的心理学会第13回大会   2016年10月   
歩行支援機器を利用する歩行困難者の参与観察を通じて,新奇な生活支援ロボットが社会生活に受け入れられていく物理的・心理的プロセスを明らかにする.利用状況の観察およビインタビュー を実施した結果,疾患や家庭環境の違いによらず,利用者の積極的な外出や社会参加を促進していることが明らかとなった.以上を踏まえ,利用者の主体性の発露を自然に促すロボットに求められる条件を検討した.
赤ちゃんポスト研究の最前線−生命保護と権利擁護の狭間で− [招待有り]
柏木恭典,鮫島輝美・竹内みちる・岡野彩
宗教倫理学会第17回学術大会   2016年10月   宗教倫理学会
赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」の研究をめぐって,誰にも相談できない妊婦や母親への支援について考えるシンポジウムにパネリストの一人として参加した.
基礎学力支援における協同学習を取り入れた「学習コミュニティ」の構築
鮫島輝美・塩崎正司・小澤千晶・鳴岩伸生
第22回大学教育研究フォーラム   2016年3月   
本研究では、本学での基礎学力支援の取組みを紹介し、協同学習を取り入れた「学習コミュニティ」をどのように構築していったのかについて、分析・考察した。
看護教育における、アクティブラーニングとしての「協同学習法」の意義と可能性
緒方巧,北村敦子,鮫島輝美,牧野典子
第35回日本看護科学学会学術集会   2015年12月   
第35回日本看護科学学会交流集会企画於:広島国際会議場本交流集会では、看護教育における実践例を中心に「協同学習法」を紹介し、参加者とともに体験しながらその意義と可能性について議論した。
「基礎看護技術における実践としての〈相互身体的〉な関わり
鮫島輝美,井川啓
日本質的心理学会第12回大会   2015年10月   
本研究では、基礎看護技術習得のために開発した自己学習支援教育ツールを実際に看護学生に使用して練習してもらい、その効果について分析し、基礎看護技術における身体性について考察した。
看護教育の臨地実習指導におけるLTD話合い学習法の応用可能性
日本協同教育学会第12回大会   2015年10月   
ラウンドテーブル企画
本企画の目的は、看護臨地実習に特化して開発されたLTDのテンプレート用いた実践を紹介し、今後の臨地実習での応用可能生を探るものである。
基礎学習支援における協同学習を取り入れた「学習コミュニティ」の構築
鮫島輝美
日本協同教育学会第12回大会   2015年10月   
本発表は、協同学習を導入した本校の取組みを紹介し、学生の変化に注目して分析・考察したものである。
Structural Analysis of the Interactions amang Expectant Mother, Fetus, Midwife
西川みゆき,鮫島輝美
The ICM Asia Pacific Regional Conference 2015   2015年7月   
専門職が関わる病や障がいを持つ人の「生活支援」とは何か?−京都市におけるアクションリサーチから− [招待有り]
鮫島輝美
和歌山県立医科大学FD特別講演会   2015年3月   和歌山県立医科大学
Structural Analysis of the interacitons amang midwife,mother and baby
西川みゆき,鮫島輝美
The 20th World Congress on Controversies in Ovstetrics, Gynecology & Infertility   2014年12月   
妊娠30週から36週における妊婦の心理社会的背景と胎児への関心による母子関係特性の分析
西川みゆき,鮫島輝美
第34回日本看護科学学会   2014年12月   
本研究の目的は,妊娠30週~36週における妊婦の心理社会的背景や胎児への関心による特性をふまえ,この時期の母子へのケア課題を明らかにすることである。方法は、質問紙調査であり、分析には林の数量化三類を用いた。妊娠30週と36週を比較し、結果として、3つのグループ①児への関心が高く、陣痛・分娩を楽しみにしているグループ②児への関心が低く、陣痛・分娩を恐怖に感じているグループ③社会的支援を受けていないと認識しているグループ、に分類され、社会的支援と妊婦の不安との関係が相関関係にあるとは言いがたく...
看護の実践を語ることによりもたらすものは何か
河原智江,西村ユミ,鮫島輝美,山本美智代
第34回日本看護科学学会交流集会   2014年12月   
本交流集会では、看護師(あるいは保健師)が、看護の実践を語る行為に注目し、看護師(あるいは保健師)が、看護の実践を語ることには、どのような意味があるのか、そして、そこから何がもたらされるのか、ということを議論した。
身体論を用いた看護基礎技術習得のための自己学習支援教育ツールの開
鮫島輝美,井川啓
日本教育心理学会第56回総会   2014年11月   
本研究は、看護技術の基盤概念を〈相互身体的〉な関わりとし、この〈相互身体的〉な関わりが起きる機序を精緻化した大澤の〈身体論〉を採用し、技術習得の理論として「状況論」を採用する。これらの理論を背景とし,基礎看護技術習得のための自己学習支援教育ツール開発を目的とする。具体的には、半強制的に〈相互身体的〉状況を作り出すことで、学習者の身体性を高め、看護技術習得を促進するために、学習者が複数の視点を能動的に変更できるタブレット用視覚教材(図)を開発し、その有効性を検証する。今回は,第2段階である「...
看護教育における協同学習の実践からの学び合い
牧野典子・緒方巧
日本協同教育学会第11回大会   2014年10月25日   鮫島輝美・緒方巧
ラウンドテーブル企画於:本企画の目的は、看護教育において協同学習が注目されているが、実際に協同学習を導入しても、教員の技量の問題があり、上手く応用することが難しい。そこで、以前から授業や演習に協同学習を取り入れ、授業展開されている先生を迎え、協同学習の実際を理解してもらうと同時に、実践する上での難しさなどを共有し、解決の糸口を見い出すための場とした。
協同学習導入後の学生の授業評価の変化の分析 - 林の数量化三類を用いて -
鮫島輝美・山口豊子・矢吹明子・荻田美穂子
日本協同教育学会第11回大会   2014年10月25日   
本発表は、協同学習を導入した本校の取組みを紹介し、学生の授業評価アンケートを元に、学生たちの集団的動向を分析した。方法としては、林の数量化三類を用いて分析し、概ねグループワークを肯定的に受け入れて入るものの、グループワークに否定的な学生集団が存在していることも明らかになった。
「サバイバーシェイム」試論−自らの被災体験を通じて−
鮫島輝美
日本質的心理学会第11回大会   2014年10月18日   
サバイバー・ギルトとは,大災害におけるすべての生存者が程度の差はあれ,体験するものであり,生存者は生き残ったことに感謝すると同時に,生き残ったことに罪悪感を持つ,というものである。この罪悪感は,自分が「生き残った」ということだけでなく,傷つかず,少しの損害しか受けていないことで増強し,このような心的外傷反応は非日常的な出来事に対する正常な反応であるとした。しかし、恥(シェイム)の文化と罪(ギルト)の文化の差があり,日本や東洋においては、罪(ギルト)という表現はなじまないのではないかと考え、...
〈現場〉を読みとく質的研究の方法論の“勘所”
波平恵美子,小田博志
日本質的心理学会第11回大会   2014年10月   鮫島輝美,西川みゆき
質的研究のパイオニア的存在である波平恵美子氏と小田博志氏に、質的研究の著書や文章では伝えきらない“勘所”を対談形式で行った。多くの参加者を得て、好評を博した。
助産師-妊婦-胎児間のインタラクションの構造的分析
西川みゆき,鮫島輝美
日本質的心理学会第11回大会   2014年10月   
本研究では,地域の助産師が妊婦に『触れる』ことで促進される妊 婦や家族とのインタラクションを丁寧に描き出すことで,助産師の「触れる」ことの意味を構造的に明らかにすることを目的とした.結果,妊婦健康診査で,毎回映し出される胎児画像の児の成長や日々の児の動きの変化から,子どもの特性を見出し,新たな自己の価値を獲得することで,母親としての自信と誇りを身につけている様子が伺えた.
妊娠健康診査における助産師-妊婦-胎児間のインタラクションの構造的分析
西川みゆき,鮫島輝美,榊原久孝
第55回日本母性衛生学会総会学術集会   2014年9月   
本研究では,状況論的アプローチを採用し,地域の助産師が妊婦に『触れる』ことで促進される妊婦や家族とのインタラクション(相互作用)を丁寧に描き出すことで,助産師の「触れる」ことの意味を構造的に明らかにすることを目的とする。参与観察と半構造的インタビュー調査を行った。妊婦は周囲他者からの伝承や,助産師による腹部に「触れながら」の会話を体験することで,胎児との関係が促進され,「まだ見ぬわが子」への愛着行動が観られた。また,「うちの子」と表現することで,母親としての認識が生まれ,自信と誇りを身につ...
身体論を用いた看護基礎技術習得のための自己学習支援教育ツールの開発
鮫島輝美,井川啓
第40回日本看護研究学会学術集会   2014年8月   
本研究は、看護技術の基盤概念を〈相互身体的〉な関わりとし、この〈相互身体的〉な関わりが起きる機序を精緻化した大澤の〈身体論〉を採用し、技術習得の理論として「状況論」を採用する。これらの理論を背景とし,基礎看護技術習得のための自己学習支援教育ツール開発を目的とする。具体的には、半強制的に〈相互身体的〉状況を作り出すことで、学習者の身体性を高め、看護技術習得を促進するために、学習者が複数の視点を能動的に変更できるタブレット用視覚教材(図)を開発し、その有効性を検証する。
The dynamic process of listening volunteers’ activity-seeking: Progressive case study of the Listening Volunteer Group in Kyoto, Japan
竹内みちる,鮫島輝美
28th International Congress of Applied Psychology:From crisis to sustainable well-being    2014年7月   
対話ボランティアにおける“イマココを楽しむ関係”の可能性 ―高齢者の「他者性」を疎外しないことの重要性―
鮫島輝美・竹内みちる
第40回日本保健医療社会学会大会   2014年5月   
本研究では,高齢者の孤立化の問題についてアクションリサーチからの分析を試みた。在宅独居高齢者を対象とした対話ボランティアの活動における「継続しない時間」を共有する関係を通じて,高齢者の「他者性」を疎外しないボランティアの可能性について論じた。
対話的関係が支える在宅療養者へのケアの試み -京都における先進的ケーススタディを通じて-
鮫島輝美
あつまる、まじわる、つながる4 地域のサステナ活動をつなぐワークショップ   2014年2月   
本研究では,高齢者の孤独感に対する実践的解決として行われている対話ボランティア活動の社会的意味について考察した。在宅への訪問のメリットとして,生活史的場所としての在宅があり,そこへ他者であるボランティが訪問することで,回想や展望を楽しむ関係を作ることができる。これは家族にはできない関わりであり,こうした公的制度における関係でも家族でもない第三の関係が,高齢者の縮小した意味世界を広げる可能性を孕んでいることが明らかになった。
Structural Analysis of the Interactions among Midwife Mother and Baby
2014年   
the 20th edition of The World Congress on Controversies in Obstetrics, Gynecology & Infertility (COGI)於:Paris, France 本研究は、助産院における助産師・妊婦間の相互行為におけるフィールドワークにより、助産師・妊婦・胎児間の関係性の構築過程を構造的に分析した。結果、助産師と胎児間の関係をモデルとした関係が、助産師と妊婦間のやり取りの中で写し取られ、最終的に、妊婦と胎児間に新しい...
地域の助産師活動から妊婦や家族とのインタラクションによる母児・家族関係育成支援の構造
西川みゆき,鮫島輝美
第54回日本母性衛生学会総会学術集会   2013年10月   
本研究では,状況論的アプローチを採用し,地域の助産師と妊婦や家族とのインタラクションを丁寧に描き出すことで,助産師の「触れる」ことの意味を構造的に明らかにすることを研究目的とした。
独居高齢者居宅への対話ボランティア訪問の意味 -リスナーボランティアグループ「りすの会」の実践を事例として-
竹内みちる・鮫島輝美
第86日本社会学会大会   2013年10月   
本研究は,話し相手ボランティアが居宅へ訪問することの積極的な意義を検討するために、宅医療の経験豊富なO医師を代表者とする、独居高齢者を対象にしたリスナーボランティアグループである「りすの会」の実践を事例として取り上げる.事例から、話し相手ボランティアが独居高齢者宅に訪問することの積極的な意味を2点指摘した。
ポスト3.11.震災社会の現在・未来:今から私たちがなすべきことは? 
李旉昕・引地達也・鮫島輝美
日本質的心理学会第10回大会   2013年9月1日   伊藤哲司・矢守克也・八ッ塚一郎 
東日本大震災から2年半経過した現在、被災地ではなお様々な問題が継続している一方で、既に震災のことを忘れてしまったかのような社会状況も見られる。この震災によって、社会に潜在化していた問題が顕在化したことを踏まえ、質的研究者・一般市民として、これから何をなすべきなのかについて考えた。(企画:伊藤哲司・矢守克也・八ッ塚一郎)(話題提供者:李?昕・引地達也・鮫島輝美)(指定討論者:矢守克也・八ッ塚一郎)
アクションリサーチの時間論―<めざす>かかわりと<すごす>かかわり―
宮本匠・鮫島輝美・竹内みちる・矢守克也
日本質的心理学会第10回大会   2013年9月   宮本匠・鮫島輝美
アクションリサーチにおいて,研究者がどのような時間論的態度をもって当事者に関わるかという問題は,当事者が抱える困難が一義的な軸で評価できない場合,とりわけ根源的な問いとなる.こうした問題について,保育・教育の臨床コミュニケーション論で議論されている「<めざす>かかわり」と「<すごす>かかわり」という二つの概念を通して,未来における何らかのより良い状態を<めざす>実践と,「いま・ここ」の当事者の生の充足に向きあう<すごす>実践の両者の関係について検討する.
学生特質を活かした看護学科における -初年時教育としての「基礎ゼミⅠ」の役割-
鮫島輝美・野村幸子・矢吹明子・荻田美穂子
初年次教育学会第6回大会   2013年9月   
大学生の質が変化していると言われている。本研究ではそれを学生の能力の問題とせず、学習を社会的実践と位置づけ、本学の学生特質を前提とした初年次教育を実践し、その結果を報告する。
新たな「療養の場」としての「在宅」の発見
鮫島輝美
日本質的心理学会第10回大会   2013年9月   
日本質的心理学会第10回大会 プログラム抄録集 P我々は、新たな「療養の場」としての「在宅」の発見を迫られている。本研究では、もう一度、療養者の立場に立ち戻り、在宅を療養者にとっての【生きられた空間】として描き出し、在宅医療を病院医療とは異なる視点にて支援する新しい試みとして、フィールドワークを通じて示すことを目的とする。
ボランティアの力-高齢者が地域で暮らし続けるために- [招待有り]
島田真・若宮達也・鮫島輝美
尼崎医療生活協同組合主催 市民セミナー   2013年9月   尼崎医療生活協同組合
 市民セミナー(於:)超高齢者化社会において病院や介護施設の不足が懸念されている。高齢者が行き場をなくすのではなく、病院や介護施設などを上手に利用し、いかに多くの人が自宅で元気に暮らし続けられるか重要である。HELP(早く元気に退院してもらうための ボランティア参加型の取り組み)をご紹介し、地域医療・看護・福祉の分野から、高齢者を取り巻く現状や問題点を考え、地域協働による高齢者ケアの未来について、意見交換することを目的とした。
グループ・ダイナミックスとエスノグラフィー ―実践研究におけるエスノグラフィーの可能性―
渥美公秀・宮本匠・鮫島輝美・日比野愛子
日本グループ・ダイナミックス学会第60回大会   2013年7月   鮫島輝美・宮本匠
アクションリサーチとしてのグループ・ダイナミックスにおいては、対象の記録としてのエスノグラフィーもまた恊働実践的な性格を有することになる。そこには、「エスノグラフィーを書く」という作業が、協働的実践そのものとなり、その協働的な生成物が、また実践の変容をもたらすプロセスがある。本ワークショップでは、研究者が現場に「居る」、「参加する」「見る」「場面を切り取る」「書く」という一連のプロセスを、どのようにエスノグラフィーとして記述するのか、またその意味について、議論する。
復興と支援のグループ・ダイナミックス - ナラティヴの協同構築のために-
鮫島輝美・宮本匠・山口洋典・永田素彦
日本グループ・ダイナミックス学会第60回大会   2013年7月   永田素彦
東日本大震災から3年目を迎えた現在、様々な問題も新たに顕在化している。特に重大な問題は、当事者たちが、自らの生活の再建やコミュニティの復興について将来の展望を描けないことである。こうした課題に対して、グループ・ダイナミックスからの貢献として重要なのは、ナラティヴの協同構築を軸とするアプローチである。本ワークショップでは、様々な研究フィールドで長期的な協同的実践を展開している研究者が、それぞれの実践経験に基づいて、話題提供を行う。
認知症高齢者の在宅介護における家族介護者と訪問介護員の関係性の構築と介護実践に関する一考察
竹内みちる・鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第60回大会   2013年7月   
本研究では、在宅での介護の大半を担っている家族介護者への支援を考える時に、日常のケア場面で、家族介護者と訪問介護員(ヘルパー)がどのように関係を取り結び、新たな介護実践を創出しているのかに注目し、具体的な実践例とともに家族介護者の支援について再考した。
医療者の積極的な「声かけ」が創る〈安心の場〉としての在宅 ーO氏の往診診療におけるフィールドワークからー
鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第60回大会   2013年7月   
在宅での療養支援が困難さを極めているのは、既存の医療やケアが「病院」という治療・療養に特化した場所を前提にしてきたからであり、「在宅」という生活の場が持っている複雑性・多様性について、十分議論されてこなかった。本研究では、在宅医療を「病院という空間」で行われている医療やケアを、状況論的視点から再検討する。
在宅医療における療養者・介護者・医療者の関係性の構築ー療養者に学ぶ「学びの共同体」の醸成ー
鮫島輝美
第39回日本保健医療社会学会大会   2013年5月   
在宅における介護を負担とは異なる関係性に注目して分析を試みた。訪問診療のフィールドワークから、在宅医療においては、個別の数値が療養者にとっての「生活上の意味」が重要であり、これらの意味は療養者・介護者・医療者が寄り添い見守る関係から作り出されるものであり、この意味を療養者の世界から学ぶ共同体を作り出している。
看護教育における協同学習の可能性の理論的検討
鮫島輝美
日本協同教育学会九州支部「授業づくり研究会」   2012年12月   
現在看護教育が抱えている社会問題を、看護学の【近代化】に伴う変化として位置づけ、歴史文化的に考察し、その問題解決アプローチの問題点を指摘する。その上で解決方法の一つとして協同学習の可能性を理論的に検討し、提示することを試みた。
A New Attempt of Care for Recuperating Patients at Home Supported by a Dialogical Relationship - Progressive Case studies in Kyoto Japan-
鮫島輝美,竹内みちる
Exploring Relational Practices in Peacebuilding, Mediation, and Conflict Transformation: From the Intimate to the International   2012年11月   
Exploring Relational Practices in Peacebuilding, Mediation,and Conflict Transformation: From the Intimate to the International(San Diego, CA)In Japan, many aged people feel desolation and lose their meaning of life. They are objects of neither med...
Changing Dynamics in Dementia Care as a Result of Conflicts between a Person who Gave Care and One who was Cared For: A Progressive Case Study in Kyoto, Japan.
竹内みちる,鮫島輝美
Exploring Relational Practices in Peacebuilding, Mediation, and Conflict Transformation: From the Intimate to the International   2012年11月   
医療者・家族とは異なる側面から小児患者の入院生活を支えるボランティアの試み -K病院小児科遊びのボランティアグループ「にこにこトマト」の活動から-
鮫島輝美・高尾知憲
日本質的心理学会第9回大会   2012年9月   
ポスター発表「カッティングエッジ賞」
ある患者の母親が始めたK病院小児科にある遊びボランティア「にこにこトマト」の活動から、入院生活を支えるボランティアの働きについて考察した。本発表では、この活動を関係論的視点から考察し、分析を試みた。結論として、彼らの活動は、既存の制度的な関係とは異なる「第三の関係」を創り出す活動と位置づけることができた。
住民が変える〈地域医療〉を目指して(第2報) -コミュニティにおける医療システム構築活動の事例から-
鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第59回大会   2012年9月   
本研究では、京都府内で戦後から現在にかけて行われてきた「住民主体」の医療システム構築運動におけるアクションリサーチをもとに、今後の〈地域医療〉の目指すべき地域像を理論的に描き出すことを目的とした。
独居高齢者居宅への訪問対話ボランティア活動における「在宅」の意味 -リスナーボランティアグループ「りすの会」の活動を通じて-
竹内みちる・鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第59回大会   2012年9月   
本発表では、「りすの会」の活動について概観し、「在宅」という難しい条件がありながらもなお「在宅」にこだわる「りすの会」における「在宅」の意味を明らかにし、それが前提とする援助観を考察することを目的とした。
専門職種におけるプロフェッションの生成と継承 −対人ケア職における実践知の継承− [招待有り]
吉村夕里・鮫島輝美・古賀松香・前盛ひとみ
日本質的心理学会第9回大会   2012年9月   研究交流委員会 上手(小嶋)由香
本企画では福祉,看護,保育,臨床心理など対人ケアに関わる専門家養成において,どのように個としてのプロフェッションが生成され,次世代へと継承されているのかを検討し,現代における専門職種養成における課題を共有し,指定討論者として,伝統芸能の技能の継承について研究を進めてきた竹内氏を迎え,実践知の継承について議論を深めることを目的とした.
近代看護教育にみる「学ぶ場」と「働く場」の関係における歴史文化的考察
鮫島輝美
第38回日本看護研究学会学術集会   2012年7月   
本研究では、関係(状況)論を採用し「学ぶ場」と「働く場」との関係性の変化に焦点をあて、戦後から現在に至るまでに議論されてきた看護教育における学習者の「学ぶ場」と「働く場」の関係性に関する文献を概観し、その関係性の変化について歴史文化的に考察した。
「近代看護」における〈ナイチンゲール〉の社会的表象からみる看護教育・看護管理的課題 〈ナイチンゲール〉は3度よみがえる
鮫島輝美
第38回大阪市立大学ヘルスケアマネジメント研究会   2012年6月   
「近代看護の祖」としてのナイチンゲールがもたらした「看護における《近代》」という点に注目し、看護師の役割を明らかにする。また、社会的表象としての〈ナイチンゲール〉から、看護教育における正統性・正当性について考察する。最後に、この近代的役割による弊害を乗り越えるために、今後必要とされる「もう一つの役割」の必要性について述べた。
独居高齢者居宅への訪問対話ボランティア活動における「在宅」の意味 -利用者・ボランティア間の相互作用に注目して―
竹内みちる・鮫島輝美
第38回日本保健医療社会学会大会   2012年5月   
本研究では、訪問対話ボランティア活動におけるフィールドワークを中心とした研究となっている。実際に研究者たちもボランティアとして活動し、その中で気づいた問いから、「在宅」を単なる空間とはとらえず、生活史的な意味表象の充満した場所(トポス)であることを指摘し、そのトポスにボランティアが訪問することで新たな相互作用が生まれる可能性について検討している。
在宅医療における医療者が与える「安心感」についての一考察 在宅医緒O氏の訪問診療のフィールドワークから
鮫島輝美
第38回日本保健医療社会学会大会   2012年5月   
在宅医療を「病院という場」で行われている医療やケアを、「在宅という場」に移植するとは捉えず、在宅療養の全体像を「人々や道具の間のインタラクション(相互行為)あるいは関係性」から成る考える関係(状況)論的視点から再検討した。具体的には、長年地域医療に携わり、先進的な在宅医療に取り組んでいるO氏の活動の「安心感」という言葉に注目し、在宅における医療者の役割について考察した。
「文脈横断論」を前提とした看護基礎実習の試み
鮫島輝美
第8回大会 日本質的心理学会   2011年11月   
第8回大会 日本質的心理学会於:安田女子大学 看護学教育では、学生の学内学習から隣地実習での学習過程が、経験主義的研究方法を用いた形では十分に検討されてこなかったことに注目し、学習者の視点にたった「文脈横断論」を前提とした看護基礎実習を導入し、試みた。その過程で、研究者自身が感じた問題点や今後の課題について検討している。
ボランティア活動の原初的規範(意味)生成についての一考察
竹内みちる・鮫島輝美
第8回大会 日本質的心理学会   2011年11月   
ボランティアに関する活動や研究は、近年多くみられるようになったが、ボランティアをする側の意志や姿勢に関するものが多く、もう一方の主役である「ボランティアを受ける」側を視野に入れて検討しているものは少ない。ボランティアを受ける側・する側双方を視野に入れ、対話ボランティアグループ「りすの会」でのボランティアの語りから、対話の現場においてどのような変化がみられているのか、に注目して考察を試みている。
在宅におけるケアするものとケアされるものの関係性の構造的分析
鮫島輝美
第37回日本看護研究学会学術集会   2011年8月   
在宅ケアの必要性は高まっていると考えるが、そのケアの特徴について十分に議論されているとは言えず、特にケアするものとケアされるものの関係性に注目した研究は少数である.そこで、本研究では、在宅ケアの事例から、その関係性の構造的変化に着目し、その特徴を明らかにすることを目的とした。
独居高齢者居宅への訪問対話ボランティア活動における「在宅」の意味 -リスナーボランティアグループ「りすの会」の活動を通じて-
竹内みちる・鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第58回大会   2011年8月   
在宅における独居高齢者に対する疎外感・孤独感を解決する一つの活動として、対話ボランティア「りすの会」は位置づけられる。既存のボランティア活動とはことなり、「りすの会」では、楽しく対話することを目的とし、活動している。本研究では、この活動を概観し、その人にとっての今までの生活が堆積した場としての〈在宅〉における対話の可能性について考察した。
看護の役割についての現状と未来-病院、在宅、教育の現場より
鮫島輝美・嶋澤恭子・野村亜由美
第37回日本保健医療社会学会大会   2011年5月   鈴木和代
本企画の目的は、医療における看護職の役割をめぐる言説や再生産構造に対してカウンターオピニオンを紡ぐことである。看護学の若手実践者による話題提供をもとに、医療および社会における看護の役割が今どのような状況で存在し、今後どのような方向に向かおうとしているのか、について忌憚ない意見交換の場を作ることを目指した。
独居高齢者の居宅への対話ボランティアの新たな可能性
鮫島輝美
第38回日本保健医療社会学会大会   2011年   
於:神戸市看護大学 本研究では、対話ボランティアグループ「りすの会」におけるフィールドワークを中心とした研究となっている。ここでは、「会話(対話)」の可能性と、誰でもできるという「素人の役割」について考察している。
「ケアするもの」と「ケアされるもの」の関係性ーアルツハイマー型認知症のケアを事例としてー
竹内みちる・鮫島輝美
第83日本社会学会大会   2010年11月   
相互性としてのケア 養育・看護・社会福祉の観点から
西山直子・鮫島輝美・竹内みちる
日本心理学会 第74回大会   2010年9月   
ケアの相互性概念を理論的視座として、生涯発達心理学(西山)、基礎看護学(鮫島)、社会心理学(竹内)の背景をもつ三者が各フィールドでの知見を持ち寄り、相互性としてのケアの営みに関して検討した。そこから、相互性概念の不備不足を指摘し、新たな視点を付与して、概念理解の幅を広げることを試みた。
住民が変える<地域医療>を目指してーコミュニティにおける医療システム構築活動の事例からー
鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会 第57回大会   2010年8月   
医療の主軸が病院から地域・在宅へと移行する中、依然として行政主導の地域医療が主流を占めている。戦後から住民主体の「地域医療」を掲げ活動したコミュニティは一度時代の流れとともに崩壊するものの、そのつながりを再構築しようとする活動が現れた。それは、住民が当事者として問題を共有し、コミュニティを作り上げようとする活動となっていた。(P50-51)
外的基準からの超越としての高齢期
竹内みちる・鮫島輝美
第36回日本保健医療社会学会大会   2010年5月   
20年間にわたり認知症の妻を在宅で介護している事例から、現在日本の社会が持っている2つの高齢者像とはことなる高齢者像の発見を目的とする。それは、高齢介護者がケアの受け手となりながらも、決して「弱者」ではない高齢者像を具現化していることを示した。
コミュニティにおけるケアの専門性 Problem-orientedからTrouble-orientedへ
鮫島輝美・竹内みちる
第36回日本保健医療社会学会大会   2010年5月   
コミュニティで、ネットワークの広がりを見せている認知症在宅介護の事例から、ヘルパーが関わる意味について考察した。在宅という生活の場においては「Problem」に注目するのではなく、当事者たちの世界における「Trouble」に一緒に巻き込まれ、そこから解決の道を考えていくような関わりそのものが「専門性」と呼べるのではないかと結論付けた。
役割を再生産し続ける看護職とその言説
鮫島輝美・嶋澤恭子・鈴木和代
第36回日本保健医療社会学会大会   2010年5月   
The need to reconstruct the support network seen from the changing of a community in Kyoto
鮫島輝美
Collaborative and Dialogic Practices in Therapy and Social Change: Honoring the Past and Creating the Future    2010年4月   
Collaborative and Dialogic Practices in Therapy and Social Change: Honoring the Past and Creating the Future (Cancun, Mexico)The purpose of this study is to rediscover the social meaning of mutual aid by analyzing the changing of a community since...
地域のおける新しいケアシステムについての一提案
鮫島輝美
第29回日本看護科学学会学術集会   2009年11月   
地域における住民同士の互助活動、認知症の在宅ケアについて勉強会を通じて、まずは人との関わり方の違いについて検討し、ケア提供者-ケアの受け手の関係性の違いも考慮し検討した。そのような関係が作り出す社会システムの在り方今後は、集権型のサポートシステムだけではなく、人と人のつながりによる環節型のサポートシステムとの併存が望ましいことが示唆された。
地域におけるケアサポートシステムについての一提案
鮫島輝美・竹内みちる
日本社会心理学会第50回大会 日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会 合同大会   2009年10月   
地域における住民同士の互助活動,認知症の在宅ケアについて勉強会を通じて,社会システム的な側面からケアサポートのあり方を検討した.今後は,集権型のサポートシステムだけではなく,人と人のつながりによる環節型のサポートシステムとの併存が望ましいことが示唆された.
(共著者:鮫島輝美・竹内みちる)
Social Construction, Relational Theory and Change Practices
Kenneth J. Gergen
2009年6月   
女性研究者支援 −次のステップに向けて [招待有り]
鮫島輝美
京都大学女性研究者支援センターシンポジウム:   2009年2月   京都大学女性研究者支援センター
京都大学女性研究者支援センター主催のシンポジウム.これからどのように女性研究者を支援していくのかについて,広く考えた.パネル討論会では,次世代女性研究者との対話と題して,10人のパネリストともにディスカッションが行われた.パネリストの一人として参加した.
第3回座談会「母であり,学生であり」
鮫島輝美
京都文化日本語学校   2008年11月   京都文化日本語学校
京都大学学生パパママサークル「めんどり学部」の代表として,活動を紹介した.母であり,学生である難しさと同時に,研究者として続けていく道の一つの在りようを提示した.
地域における母乳育児を支援・啓発する言説分析-尼崎市の母乳育児相談室の事例を通して-
鮫島輝美
第34回日本看護研究学会学術集会   2008年8月   
近代医療によって失われた〈医師の姿〉-京都・西陣の地域医療の事例から-
鮫島 輝美
日本グループ・ダイナミックス学会第55回大会   2008年6月   
「住民(患者)主体」の医療-京都・西陣の地域医療の実践から-
鮫島輝美
第34回日本保健医療社会学会大会   2008年5月   
「白衣の天使」という看護師の社会的表象に関する歴史・文化的考察
鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会第54回大会   2007年6月   
高齢者が支えあう住民運動-京都市上京区「ともに生きる・京都」の事例-
鮫島輝美
日本グループ・ダイナミックス学会第53回大会   2006年5月   
 
看護理論と看護学教育
薄井坦子
日本グループ・ダイナミックス学会第52回大会   2005年3月   杉万俊夫・鮫島輝美
フィールドの当事者との協同的実践をなす研究者がなしうる貢献は,理論に基づく貢献以外にはあり得ない.そこで,本ワークショップでは,重要なフィールドの一つである看護の現場に注目した.看護の実践も理論を糧にしてきた.その看護の実践の中で,理論はいかに育まれてきたのか,その理論は,看護の専門性,そして専門性の教育をどのように支えているのか,について検討した.
在宅への環境移行に伴うケアニーズの調査:病院の在宅医療室が取り組んだ2事例を比較検討して
鮫島輝美・杉本初枝
第27回 日本看護研究学会学術集会   2001年6月   
 
高齢者の椅子のニーズに関する調査
川口孝泰・大宅(鮫島)輝美・長屋昭義・小河幸次
日本インテリア学会7回大会   1995年10月   
小児科外来における摂食障害の症状についての検討
地嵜和子・生野照子・松村陽子・山口日名子・上原優子・新野三四子・大宅(鮫島)輝美・一色玄
第34回日本心身医学会総会   1993年6月   
チック障害の小児科的治療について
中村泰子・神野雅代・新野三四子・上原優子・山口日名子・地嵜和子・大宅(鮫島)輝美・生野照子
第33回日本心身医学会総会   1992年6月   日本心身医学会
小児科で診るチック障害の中には,多様な症状を呈して日常生活や対人関係に障害を及ぼすものもある.外来におけるチック障害の症例を調査し,現状に即した治療の在り方や今後の指導について検討した.
(共著者:中村泰子・神野雅代・新野三四子・上原優子・山口日名子・地嵜和子・大宅(鮫島)輝美・生野照子) 

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
医療的ケア児の保育ニーズをいかにして満たすか:実践事例の検討による普及モデル構築
平成30年度〜平成32年度科学研究費補助金: 基盤研究 C
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月    代表者: 鮫島 輝美
京都大学COI 活力ある障害のためのLast 5X イノベーション拠点 グループ2 テーマ「歩行支援機器開発と歩行者支援サービス技術の開発」連携研究者
研究期間: 2015年   
「地域における妊娠期からの母児・家族関係の育成を支援するケアモデルの開発」研究分担者
平成25~27年度科学研究費助成事業 : 科学研究費補助金 基盤研究(C)
研究期間: 2013年4月 - 2015年3月    代表者: 西川みゆき
「失語症発症で戸惑う患者の気持ちの様相と看護ケアの探索的研究」 連携研究者
平成27~29年度科学研究費助成事業 科学研究費補助金: 挑戦的萌芽研究 課題番号 15K15812 
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 大久保暢子
京都大学COI 活力ある障害のためのLast 5X イノベーション拠点 グループ2 連携研究者
研究期間: 2014年   
平成26年4月~平成27年3月京都光華女子大学大学教育改革支援制度研究課題:「基礎ゼミにおける『観る』・『書く』・『伝える』に特化した初年次教育の試み」研究代表者
研究期間: 2014年   
平成25~27年度科学研究費助成事業 科学研究費補助金 基盤研究(C)課題番号 25463532  「地域における妊娠期からの母児・家族関係の育成を支援するケアモデルの開発」研究分担者
研究期間: 2014年   
最期まで『自宅で療養したい』という思いを支える在宅ケア支援モデルの検討
文部科学省: 科学研究費補助金 研究活動スタート支援
研究期間: 2011年4月 - 2013年3月    代表者: 鮫島輝美
課題番号 23890228
平成25年10月~平成26年3月京都光華女子大学大学教育改革支援制度研究課題:「看護技術基礎教育における授業改善の取組み アクティブラーニング支援システムの構築」研究代表者
研究期間: 2013年   
平成25年4月~平成26年3月京都光華女子大学特別研究費助成金制度研究課題:「協同学習を用いた能動的学習者の育成と同僚性の醸成の実践的試み」研究代表者
研究期間: 2013年   
平成25~27年度科学研究費助成事業 科学研究費補助金 基盤研究(C)課題番号 25463532 「地域における妊娠期からの母児・家族関係の育成を支援するケアモデルの開発」研究分担者
研究期間: 2013年   
平成25~26年度科学研究費助成事業 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 課題番号 25670934 「身体論を用いた看護基礎技術習得のための自己学習を支援する教育ツールの開発」 研究代表者
研究期間: 2013年   
相互性としてのケア-かかわりが育む家族,教育,医療のナラティブ
平成21年度GCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」: 大学院生人材育成経費 研究開発コロキアム
研究期間: 2009年4月 - 2010年3月    代表者: 鮫島輝美
研究代表者:竹家一美
研究分担者:竹内みちる・竹内一真・鮫島輝美・西山直子
平成22年度GCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生人材育成経費 (研究代表者)研究課題:住民が変える〈地域医療〉を目指してーコミュニティにおける医療システム構築活動の事例からー研究代表者:鮫島輝美
研究期間: 2010年   
平成21年度GCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生人材育成経費 研究開発コロキアム(研究代表者)研究課題:介護における「負担」観から新たな価値観の創造に向けて研究代表者:鮫島輝美研究分担者:竹内みちる・竹家一美
研究期間: 2009年   
平成20年度GCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生人材育成経費 研究開発コロキアム(研究分担者) 平成20年4月から平成21年3月 研究課題:関係性(家族間・世代間)としての生涯発達 -ナラティブ・アプローチからその変化プロセスを捉える-研究代表者:荘島幸子研究分担者:竹家一美・鮫島輝美・西山直子
研究期間: 2008年   
平成20年度GCOE「心が活きる教育のための国際的拠点」大学院生人材育成経費 研究開発コロキアム(研究代表者) 平成20年4月から平成21年3月 研究課題:介護における「負担」観から新たな価値観の創造に向けて -家族による看取りの語りから学ぶ-研究代表者:鮫島輝美研究分担者:竹内みちる・西山直子
研究期間: 2008年   
平成18年度日本看護研究学会奨学会奨学金(研究代表者)平成18年4月から平成19年3月 研究課題:地域における母乳育児を支援・啓発する言説分析 -尼崎市の母乳育児相談室の事例を通して-研究者:鮫島輝美
研究期間: 2006年   
遠隔看護における健康状態のアセスメント手法の開発に関する研究-カオス分析によるバイタルサイン情報の活用-
文部省: 科学研究費(基礎研究B)
研究期間: 2001年4月 - 2004年3月    代表者: 川口孝泰
研究分担者:鵜山治・松浦和幸・太田健一・鮫島輝美・東ますみ・樋之津順子・浅野美礼
研究課題番号:13557230
病院から在宅への環境移行に伴うケア・ニーズの実態調査とその分析
兵庫県立看護大学: 特別調整研究費助成金
研究期間: 2000年4月 - 2001年3月    代表者: 鮫島輝美
研究分担者:川口孝泰
高齢者の介助起立時における生体への影響と援助方法に関する検討
文部省: 科学研究費(基礎研究C)
研究期間: 1999年4月 - 2001年3月    代表者: 川口孝泰
研究分担者:飯田健夫・小西美和子・鮫島輝美
研究課題番号:11672351

社会貢献活動

 
楽学舎・京都
【企画】  2017年4月1日
和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科博士前期課程 非常勤講師「保健看護学研究法」
【講師】  2014年 - 2019年3月31日
対話ボランティアグループ「りすの会」 事務局
【その他】  2011年 - 2013年3月31日