共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年7月 - 2019年3月

メソアメリカ比較文明論

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
26101003
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
117,650,000円
(直接経費)
90,500,000円
(間接経費)
27,150,000円

中米メソアメリカを代表するマヤ文明とテオティワカン文明、メソアメリカ南東部、中央アメリカ南部という中米の諸文明と文化の考古学調査の成果を比較研究し、精密な編年をもとにメソアメリカ文明の詳細な社会変動に関する通時的データを提供・分析した。先古典期マヤ文明、メキシコ中央高原やメソアメリカ南東部では、文字よりもむしろ公共建築が「見る」人々を突き動かし、より巨大な公共建築を建造して社会を動かす仕組みとして重要な役割を担った。マヤ低地やメソアメリカ南東部では、古典期にはより独占的・排他的なイデオロギーに変遷した。中央アメリカ南部の首長制社会では、文字は使われず、大規模な公共建築は建造されなかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PLANNED-26101003/26101003seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 26101003

この研究課題の成果一覧

論文

  8

MISC

  1

書籍等出版物

  3

講演・口頭発表等

  13