基本情報

所属
国立研究開発法人産業技術総合研究所 生命工学領域 モレキュラーバイオシステム研究部門 バイオ分子計測研究グループ 主任研究員
学位
博士 (理学)(2019年3月 大阪大学)

研究者番号
50873121
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-0378-6937
J-GLOBAL ID
202001000492801026
Researcher ID
AAU-1533-2020
researchmap会員ID
R000000528

外部リンク

(研究内容)  

現職 (2025-) では、高速原子間力顕微鏡 (高速AFM) を基盤技術として、液中や生体内を模倣した環境 (人工脂質膜、細胞膜等) での分子の構造動態解析技術を開発しています。バイオ医薬品が機能する環境での分子の構造動態解析技術を開発することで、企業およびアカデミアで取り組まれているバイオ医薬品の開発に貢献することを目指しています。

大阪大学 (2023-2025)では、遺伝子治療に用いるレンチウイルスベクター、アデノ随伴ウイルス (AAV) ベクター、タンパク質 (抗体、受容体) に関する研究に、生化学技術、光学技術、高速AFM技術を用いて取り組んでいました。

生命創成探究センター (2020-2023) では、細胞間接着分子 (カドヘリン) の結合メカニズムや、抗体と補体の相互作用メカニズムを、高速AFMを基盤技術として研究していました。その他、高速AFMの適用拡大を目指して、細胞間接着分子から成る高次構造体の再構成、AFM用組織切片のin situ観察、生細胞の硬さの同時計測、蛍光同時観察等の技術開発に取り組んできました。

オリンパス株式会社 (2012-2020) では、法規制対応を目的として、医療機器の生物学的評価手法の開発に取り組んでいました。その他、病理診断用顕微鏡、体外受精用顕微鏡、高速AFMの生物学的評価手法の開発に取り組んでいました。

 

(教育活動)

これまで、博士後期課程学生、博士前期課程学生、学部学生、留学生の研究指導と、英語を使用言語とした大学院講義 (分子・細胞生物学分野) に取り組んできました。

企業とアカデミアの勤務経験を学生と共有することで、学生の進路相談や就職支援に活かしたいと考えています。

その他、これまでに、外部機関での研究紹介、キャリア紹介、一般の方々を対象にした研究紹介等にも取り組んできました。


論文

  8

MISC

  8

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  31

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

産業財産権

  1

学術貢献活動

  4

社会貢献活動

  13

メディア報道

  9