p-T反応を利用した1.2及び2.5MeV単色中性子校正場の開発
2009年(平成21年)春季第56回応用物理学関係連合講演会
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- 開催年月日
- 2009年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- つくば
- 国・地域
- 日本
原子力機構では、中性子測定器のエネルギー特性試験を専門に行うための単色中性子校正場を整備している。今回、トリチウムの(p,n)反応を新たに利用して、ISO 8529-1に基づく1.2及び2.5MeVの単色中性子校正場を開発した。校正場の開発には、校正位置における中性子フルエンスを精度良く評価する必要がある。そこで、検出効率を向上させたポリエチレンコンバータ付半導体検出器(CH$_2$-SSD検出器)を作成してフルエンスを測定した。そして、中性子発生量モニタ用検出器の計数との関係を導出した。これにより、1.2及び2.5MeV単色中性子を用いた測定器のエネルギー特性試験が可能となった。