MISC

2019年3月

有害元素を含む放射性廃液から合成されたフェライト生成物のマイクロPIXE分析研究

QST-M-16; QST Takasaki Annual Report 2017
  • 阿部 智久
  • ,
  • 嶋崎 竹二郎
  • ,
  • 大杉 武史
  • ,
  • 中澤 修
  • ,
  • 山田 尚人*
  • ,
  • 百合 庸介*
  • ,
  • 佐藤 隆博*

開始ページ
終了ページ
140
記述言語
英語
掲載種別

フェライト処理による有害元素の固定化技術の開発のため、固定化性能に影響を及ぼす可能性のある陰イオンを分析する必要がある。本研究では、異なる金属元素を複数の鉄源を用いて合成したフェライトのマイクロPIXE分析を行い、合成したフェライトの違いを組成の観点から明らかにすることを試みた。元素のマッピングデータとピクセルごとの信号強度の相関をとった結果、Agでは、陰イオンの分布がいずれも0に近い部分に分布していた。また、Pbでは横軸に広がった分布となっており、Crでは縦軸に広がった分布となった。今回の結果では、陰イオンの種類ではなく、対象とする金属元素により分布の相関に違いがあることがわかった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5063112

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