共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

ツキノワグマにおける冬眠中の体温調節機構の解明-ふるえ産熱か非ふるえ産熱か-

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 坪田 敏男
  • ,
  • 宮崎 充功
  • ,
  • 佐鹿 万里子
  • ,
  • 下鶴 倫人
  • ,
  • MOHAMED MOUSTAFA
  • ,
  • 岡松 優子

課題番号
17H03936
配分額
(総額)
16,380,000円
(直接経費)
12,600,000円
(間接経費)
3,780,000円

2年目となった2018年度は、4月に研究計画について北秋田市観光課担当者と打合せを行った上で、5月より実験を開始した。昨年度オス・ツキノワグマ7頭に埋め込んだ体温、心拍数および活動量モニタリング用デバイス(DST centi-HRT ACT, STARODDI)を取り出して、データを吸い出した。7月には、去勢オス3頭(1頭はこの時に去勢手術実施)に同デバイスを胸部皮下に埋め込んだ。続いて11月に、正常オス4頭に同デバイスおよびi-Buttonを胸部および頸部皮下に埋め込むととともに、血液および脂肪組織を採取した。さらに、1月および3月に同じ正常オス4頭より血液および脂肪組織を採取した。得られた血液を使って性ホルモン測定を行った。また、脂肪組織を使って細胞培養および非ふるえ産熱に関わる代謝系の遺伝子およびタンパク質発現について調べた。さらに、冬眠明け時期に北海道標津町にて捕殺したヒグマの頸部脂肪組織を採取して、飼育下実験と同様に、白色脂肪組織による非ふるえ産熱の有無について調べている。