共同研究・競争的資金等の研究課題

2021年7月 - 2023年3月

マルチキナーゼ阻害剤としてのへリオキサンチン類縁体の作用機序と応用の可能性の探索

日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
21K19611
体系的課題番号
JP21K19611
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
6,370,000円
(直接経費)
4,900,000円
(間接経費)
1,470,000円

本研究は、申請者らが骨形成促進剤として見出したヘリオキサンチン類縁体THの作用機序、標的分子を探索し、その応用の可能性の検証を目指した。ゲノムワイド解析・バイオインフォマティクス・ケモインフォマティクス・分子生物学・生化学的アプローチを駆使することで、有望な標的分子候補(キナーゼ)を取得した。さらに、THが当該分子を阻害することで、その下流分子の制御にも影響を与え、生物学的機能が発揮されることが示唆された。THの生物学的機能については、マウスの多能性幹細胞の幹細胞特性維持作用に関して検討したが、明確な効果は認められなかった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K19611
ID情報
  • 課題番号 : 21K19611
  • 体系的課題番号 : JP21K19611