2019年4月 - 2022年3月
AI技術を活用した『真の寛解』を目指した次世代関節リウマチ診療アルゴリズムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究C 基盤研究(C)
本研究では、九州地区多施設共同前向きコホート研究から得る画像情報、バイオマーカー情報、臨床情報を、人工知能(AI)を適用することで高次元に統合し、“真の寛解”を正確に予測する具体的なアルゴリズムを確立することを目的とした。まず、AIにより関節超音波画像の自動スコアリングシステムを構築した。次に薬剤別の超音波治療反応性と新規自己抗体、バイオマーカーとの関連を確かめた。さらに、AIを活用した関節リウマチ(RA)専門の遠隔医療システムを開発した。今後、上記を統合して遠隔でも専門的なプレシジョン・メディシンを実現できる体制の確立を目指す。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K08885
- 体系的課題番号 : JP19K08885