2020年4月 - 2025年3月
制度創設期専門職大学・短大の教育・学習に関する基盤的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
- 課題番号
- 20H01697
- 体系的課題番号
- JP20H01697
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 14,950,000円
- (直接経費)
- 11,500,000円
- (間接経費)
- 3,450,000円
本研究は、2019年に大学として55年、高等教育機関として40年ぶりに誕生した専門職大学・短期大学を取り上げ、学生調査をコアとした学習行動・学習成果を分析し、政策過程やカリキュラム構造を含めた制度発足時の実態と併せて考察・検証し、将来世代が当該制度の研究を行う際の礎となり、将来の歴史的考察にも耐え得る基礎的な研究知見の構築を目指すものである。
初年度は、次年度以降の学生調査の実施に向けた準備段階として以下のことを行った。まず、設置認可済みの専門職大学、専門職短期大学の教職員組織と教育課程について、主として設置認可申請書類に基づいて考察した。教職員組織については研究者-実務家と専任-兼任の観点から、教育課程については卒業要件単位に占める講義と演習・実習の必修科目の状況、基礎科目、職業専門科目、展開科目、総合科目という科目区分別にみた、必修・選択・自由科目ならびに講義・演習・実験実習科目の配当状況について整理検討した。本研究の目的である、後世の研究者が使用できるよう、できるだけ元のデータに大きな加工を加えることなく、資料価値を保つよう工夫した。
また、研究成果を広く公開するため、研究会のWebを新規に開設し、実施済みの研究成果については公開を順次進めた。具体的には上記の教職員組織と教育課程に関する論考の掲載に加えて、その際に活用した設置認可申請書類を全てPDF化して保存した上で、こちらもWeb上で公開した。
初年度は、次年度以降の学生調査の実施に向けた準備段階として以下のことを行った。まず、設置認可済みの専門職大学、専門職短期大学の教職員組織と教育課程について、主として設置認可申請書類に基づいて考察した。教職員組織については研究者-実務家と専任-兼任の観点から、教育課程については卒業要件単位に占める講義と演習・実習の必修科目の状況、基礎科目、職業専門科目、展開科目、総合科目という科目区分別にみた、必修・選択・自由科目ならびに講義・演習・実験実習科目の配当状況について整理検討した。本研究の目的である、後世の研究者が使用できるよう、できるだけ元のデータに大きな加工を加えることなく、資料価値を保つよう工夫した。
また、研究成果を広く公開するため、研究会のWebを新規に開設し、実施済みの研究成果については公開を順次進めた。具体的には上記の教職員組織と教育課程に関する論考の掲載に加えて、その際に活用した設置認可申請書類を全てPDF化して保存した上で、こちらもWeb上で公開した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H01697
- 体系的課題番号 : JP20H01697
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
1-
名古屋高等教育研究 23 91-116 2023年3月 査読有り
MISC
2-
大学経営政策研究 12(12) 275-291 2022年3月 査読有り
-
九州大学教育社会学研究集録 21 63-82 2021年3月 査読有り最終著者
書籍等出版物
3-
美巧社 2023年3月 (ISBN: 9784863871793)
-
美巧社 2023年3月 (ISBN: 9784863871786)
-
美巧社 2023年3月 (ISBN: 9784863871779)
講演・口頭発表等
2-
日本教育社会学会第75回大会 2023年9月9日
-
第97回九州教育社会学研究交流セミナー 2021年3月29日 九州大学教育計画・測定評価論室 招待有り