2021年10月
病態別栄養理学療法 日本リハビリテーション栄養学会理学療法士部会によるポジションペーパー
リハビリテーション栄養
- 巻
- 5
- 号
- 2
- 開始ページ
- 217
- 終了ページ
- 225
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本リハビリテーション栄養学会
理学療法の対象となる多くの疾患で栄養問題は理学療法の効果を減弱させる。栄養障害、サルコペニア、フレイル、悪液質は疾患によってその発症機序が異なるため、病態別の対応を必要とする。一方で、病態に応じた栄養理学療法は対象者の機能、活動、参加、QOLを最大限に高める可能性を秘めている。病態別栄養理学療法の理解と実践は、あらゆる疾患と病期において多様化する対象者のニーズと目標に対応するために必要不可欠である。本ポジションペーパーでは、地域在住高齢者のサルコペニア・フレイル、肥満・メタボリックシンドローム、重症患者、整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、糖尿病、腎疾患、がん、スポーツを対象として病態別の栄養理学療法について解説した。本ポジションペーパーは日本リハビリテーション栄養学会の理学療法士部会で作成し、日本栄養・嚥下理学療法研究会の助言を得て作成した。(著者抄録)
- ID情報
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- ISBN : 9784263265291
- 医中誌Web ID : 2022208218