共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年6月 - 2021年3月

新規な銅含有酸素添加酵素の精密モデル化とそれを用いた多糖類の酸化的分解反応

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
19K22201
体系的課題番号
JP19K22201
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
6,500,000円
(直接経費)
5,000,000円
(間接経費)
1,500,000円

バイオマスの有効利用と言う観点から、新しく発見されたPolysaccharide Monooxygenase(PMO)が発見され注目されている。この酵素は活性中心に、ヒスチジン由来のイミダゾール基が二つと、ペプチドN-末端のアミノ基が配位した三配位構造(Histidine brace)を有し、分子状酸素を用いてセルロースのβ-1,4-グリコシド結合を酸化的に切断する。しかし反応機構の詳細は不明である。本研究では、PMO活性中心の精密なモデルを設計・合成し、Histidine brace構造の重要性や反応機構の詳細を明らかにし、それを用いた多糖類や不活性アルカンの触媒的酸化反応を開発した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K22201
ID情報
  • 課題番号 : 19K22201
  • 体系的課題番号 : JP19K22201