MISC

2017年3月

キモトリプシン活性部位周辺Lys175への部位特異的化学修飾:チオエステル法の応用

日本化学会第97回春季年回
  • 畠山 貴大
  • ,
  • 古賀 雅人
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  • 山田 敦志
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  • 吉田 達哉
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  • 川上 徹
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  • 畔田 博文
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  • 尾山 廣
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  • 小野 慎

記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
出版者・発行元
日本化学会

1−アミノアルキルホスホネートジフェニルエステルは,セリンプロテアーゼの活性セリン側鎖と特異的に共有結合を形成して酵素を失活させる.この性質を利用して,キモトリプシンの特定の位置に特異的に化学修飾する分子の設計を検討し,最終目標として人工蛋白質の創製を目指している.今回,N端部と中間部にチオエステルを導入した化学修飾分子(TED1, TED2)を合成し,それらのキモトリプシンLys175に対する反応性を調べ,ホスホネート部分が除かれた修飾キモトリプシンを調製できるか否かを検討した.

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