1997年 - 1997年
ワ-キングメモリの脳内機構に関する総合的研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
本研究の目的は、認知過程の基礎となるワ-キングメモリの脳内機構を、認知心理学、脳の神経科学および神経心理学のアプロ-チから総合的に研究することである。今回の企画調査はその総合的研究に向けて、それぞれの領域の研究者が相互に研究成果の発表、意見交換を行い問題点の確認を行うことを目的とした。
研究会議の計画:
本年度は「ワ-キングメモリの脳内機構」というテ-マで、公開シンポジウムを3回、非公開シンポジウムを3回開催した。
第1回 6月26日(於:京大会館)
第2回 9月19日(於:関西学院 日本心理学会ワ-クショップと共催)
第3回 9月20日(於:芝蘭会館)
第4回 11月6日(於:京大会館)
第5回 12月14日〜12月16日(於:琉球大学)
第6回 2月7日(於:芝蘭会館)
本年度の研究集会の討論を踏まえて、現在ワ-キングメモリ研究において解明されるべき重要点を以下の3点として決定した。その上で12名の研究者の考えの集約を行った。
(1)ワ-キングメモリの脳内機構に関して、脳内機構は、機能が局在するのかそれとも分散するのか。
(2)ワ-キングメモリの定義およびワ-キグメモリのモデル。
(a)ワ-キングメモリと従来の記憶研究で用いられているSTM、LTMとの関係
(b)ワ-キングメモリにおける処理と保持との関係について
(c)認知活動におけるワ-キングメモリの役割について
(3...
研究会議の計画:
本年度は「ワ-キングメモリの脳内機構」というテ-マで、公開シンポジウムを3回、非公開シンポジウムを3回開催した。
第1回 6月26日(於:京大会館)
第2回 9月19日(於:関西学院 日本心理学会ワ-クショップと共催)
第3回 9月20日(於:芝蘭会館)
第4回 11月6日(於:京大会館)
第5回 12月14日〜12月16日(於:琉球大学)
第6回 2月7日(於:芝蘭会館)
本年度の研究集会の討論を踏まえて、現在ワ-キングメモリ研究において解明されるべき重要点を以下の3点として決定した。その上で12名の研究者の考えの集約を行った。
(1)ワ-キングメモリの脳内機構に関して、脳内機構は、機能が局在するのかそれとも分散するのか。
(2)ワ-キングメモリの定義およびワ-キグメモリのモデル。
(a)ワ-キングメモリと従来の記憶研究で用いられているSTM、LTMとの関係
(b)ワ-キングメモリにおける処理と保持との関係について
(c)認知活動におけるワ-キングメモリの役割について
(3...
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- 課題番号 : 09891001