基本情報


J-GLOBAL ID
202101013156580960
researchmap会員ID
R000018355

現在、アジア経済研究所の海外派遣員として、フランス・ヴェルサイユ大学(Laboratoire Printemps, UMR 8085 - CNRS / UVSQ)に滞在し、人文社会科学分野におけるフランスの学術政策、公的研究機関のガバナンス、フランス語による学術情報流通について調査研究を行っています。


アジア経済研究所では、研究マネジメント業務に従事しています。これまで、科研費の獲得支援や予算管理、研究成果のアウトリーチと組織広報、国際共同研究の支援などを担当してきました。そのなかで、以下の領域に特に関心を持っています。

  • 途上国・新興国を研究対象とする社会科学分野の研究成果の普及と学術コミュニケーション
  • 途上国・新興国における社会科学分野の学術政策の動向
  • 途上国・新興国を研究対象とする非英語圏(主に西仏伊)の学術研究機関の動向

ュニジア北西部の都市 El Kef(2013年撮影)

▲チュニジア北西部の都市 El Kef(2013年撮影)

業務外では、チュニジア地域研究を続けています。
主に、現代チュニジアにおける地域間格差・不平等・教育の構造に関心があります。

いわゆる「アラブの春」前後に国内の地域間格差が再び注目されましたが、その形成は植民地期を含む長期的過程のなかで捉える必要があると考えています。特に、南北格差だけでなく、東西格差、なかでも北西部地域の社会経済的変化に注目しています。具体的には、フランス保護領期の統計資料を用い、時代別・地域別の人口分布、人口構成、移動パターンを分析しています。さらに、各時代の政治・社会に関する先行研究を参照しつつ、「地域」という概念の変遷と、格差が再生産されるメカニズムを描くことを目指しています。既存研究では、植民地期と独立後を切り離して論じる傾向がありますが、私は両時代のあいだの連続性にも着目しています。国家体制や権力構造が変化するなかで、その狭間を生き続けてきた人々の経験を通して、現代チュニジア社会を見ていきたいと考えています。

 (2025年10月)


論文

  5

講演・口頭発表等

  8

所属学協会

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2