2017年8月 - 2019年3月
高齢者の姿勢調節能力改善に向けた神経機能促進法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
- 課題番号
- 17H07047
- 体系的課題番号
- JP17H07047
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,730,000円
- (直接経費)
- 2,100,000円
- (間接経費)
- 630,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、健常成人を対象に、姿勢反応に関わる神経経路を賦活化し、可塑的変化を誘導する方法論を検討した。本研究の結果、第一に、前庭刺激は、上肢筋を支配する脊髄介在ニューロン系を促通することが明らかとなった。第二に、大脳皮質一次運動野ならびに末梢神経に対する反復的連合性ペア刺激は、上肢運動に伴う姿勢反応を変化させることが明らかとなった。これらの知見は、前庭刺激や反復的連合性ペア刺激を用いることで、姿勢反応に関わる皮質脊髄路系の機能を修飾可能であることを示唆する。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17H07047
- 体系的課題番号 : JP17H07047