基本情報

所属
聖マリアンナ医科大学 小児科 講師
学位
公衆衛生学修士(2017年5月 Johns Hopkins University)
公衆衛生学博士(2023年3月 帝京大学)

研究者番号
50910395
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-8090-5931
J-GLOBAL ID
202101008192374477
researchmap会員ID
R000021264

 急な病気や事故で、患い、苦難を背負う子どもの診療に関わりたい思い小児集中治療を25歳の時に志しました。素晴らしい指導者や先輩医師、PICU看護師、理学療法士に助けられながら目の前の診療に明け暮れているうちに気が付くと小児集中治療室 (PICU) で10年以上を過ごして来ました。静岡、埼玉、メルボルン、女子医、聖マリアンナのPICUで得た経験と素晴らしいリーダーから得た知見を元に、さらに研鑽を積みながらより一層、小児集中治療診療に関わって参ります。

 直接の診療を通して貢献すること以外にも医師としてできることがあると考え、臨床フェロートレーニングと並行して臨床研究を行っていましたが、独学で理解を深めることに限界を感じ、34歳の時に退職。ジョンズ・ホプキンス大学の公衆衛生学修士課程に入学し、疫学・生物統計学を学ぶ機会を得ました。この基礎知識にも増して、大局的に医療をとらえる視点を学べたことが有意義だったと考えています。その後のオーストラリアでの臨床留学中に、帝京大学の公衆衛生学の博士課程(疫学・生物統計学専攻)に進学し、日本の社会保障を変えるGame changerとなることを視野に入れた臨床研究の立案と実施について、素晴らしい指導教官から3年間のトレーニングを受けました。40歳にして博士となりました。こどもにとってより良い未来を創る仕事に関われるように、これからの私に残された時間で尽力して参ります。

 

【興味のある研究テーマ】

- 患者の重症度及び適時性に応じた、小児急性呼吸不全の診療体制の構築

- 搬送医療 ( 重症小児の病院間搬送 / 病院間連携 / コミュニケーション )

- 呼吸器離脱 / 心臓術後小児

- ビックデータを用いた日本の疫学記述

- 小児呼吸不全診療の最適化 / シンプル化 (人工呼吸器 / 吸入療法 / コミュニケーション)

- ECMO ( 血液凝固 / 有害事象の予防 / 終末期医療 )


学歴

  3

主要な論文

  29

MISC

  63

講演・口頭発表等

  43

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1