2016年11月
パッシブ型空気潤滑による船体抵抗低減の基礎研究
日本船舶海洋工学会講演会論文集
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発表資料
回数 : 361
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- 巻
- 号
- 23
- 開始ページ
- 189
- 終了ページ
- 192
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
船体抵抗を減ずる方法として空気潤滑が実用化されている。しかし、これを実現するには気泡を船底に送込む強力なブロワーが不可欠である。このため、実質の馬力低減は、空気潤滑によるエネルギー低減からブロワーのエネルギーを差し引く必要があり、折角の空気潤滑の効果も半減する。そこで本研究では、空気潤滑の新たな手法として、動力を用いずパッシブに空気泡を放出する方法を具体化し、空気放出の実証および抵抗低減効果の可能性について実験的に検討した結果について報告する。