新規抽出剤であるNTAアミドを用いる単サイクルプロセスの開発,1; プロセスの概要
日本原子力学会2015年秋の大会
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- 開催年月日
- 2015年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 静岡
- 国・地域
- 日本
高レベル廃液中のアクチノイド(An),核分裂生成元素(FP)分離はOMEGA計画の中で1980年代より進められてきた。当機構で開発を進めた代表的な分離法として「4群群分離プロセス」がある。この方法ではAnを溶媒抽出法、FP中の白金族元素を脱硝沈殿法、Sr-Csを無機イオン交換体による吸着法で分離する。有効性を実証済みであるが、様々な分離技術を導入しており、技術の効率化という観点で課題を残す。我々は一つの抽出溶媒で分離対象元素を一括抽出、逆抽出により相互分離する方法(すなわち、単サイクルプロセス)の技術開発を進めている。様々な元素を一括で抽出する化合物として、NTAアミドを検討している。NTAアミドによる一括抽出, 逆抽出による相互分離技術の構築を目指している。