2017年12月
鋳造法、切削加工法と積層造形法によるCo-Cr合金のせん断焼付強さに及ぼす市販ポーセレンの影響
日本歯科産業学会誌
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- 巻
- 31
- 号
- 2
- 開始ページ
- 12
- 終了ページ
- 19
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本歯科産業学会
本研究では、レーザー照射したCo-Cr粉末積層造形法による陶材焼付冠の臨床応用を目的に実験を行った。Co-Crフレームの3つの作製法(Casting/CA、milling/MI、Laser-sintering/LA)で作製したCo-Cr合金と、市販ポーセレン(Noritake AAA/NOA、Vintage MP/VMP、GC Initial MC/GMC)のせん断焼付強さについて検討した。その結果、せん断焼付強さは最大値がMI-GMC(61.7MPa)、最小値がLA-NOA(35.1MPa)の組合せであった。また、積層造形法は切削加工法や鋳造法より小さく、差が認められたが25MPa以上の値を示した。以上のことから、Co-Cr合金の臨床応用時における焼付強さは、フレームの作製法の種類ばかりでなく、市販ポーセレンにより影響されることが示唆された。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1342-3606
- 医中誌Web ID : 2018144613