講演・口頭発表等

2018年3月3日

アリストテレスの方法論におけるピュシス―― 「オルガノン」での用例を中心にして

第8回PAP研
  • 高橋 祥吾

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)

現代のアリストテレス主義的な自然主義は,自然学の知識に基づいて倫理学を定立させることを許すが,アリストテレスの方法論においては,そのような学を超えて,一方が他方を基礎付けるようなことは禁じられている.その点で,現代の倫理学における自然主義は,アリストテレスの方法論と相性が悪いことを示した.