2020年9月 - 2022年3月
日本人労働者における余暇、仕事中、通勤時の身体活動量と腎臓病発症リスクの関連性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
日本人労働者集団において、余暇時間、仕事中、通勤時の身体活動量と慢性腎臓病(CKD)発症リスクとの関連を検討した。仕事中の身体活動が「座位中心」の人と比較すると、「立位や歩行中心」な人と「より活発」な人のCKD発症リスクは低かった。一方、余暇時間と通勤時の身体活動量はCKD発症との関連を認めなかった。本研究の結果から、座り仕事よりも、立ち仕事や歩き仕事に従事している人の方が腎臓病のリスクが低いことが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K23280
- 体系的課題番号 : JP20K23280