2013年4月 - 2017年3月
植物の超塩基性土壌への適応進化:シュンジュギクの比較ゲノム解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究では、蛇紋岩植物であるシュンジュギクについて、その進化の遺伝的背景および土壌適応の分子機構を明らかにするための解析を行った。
ミヤマヨメナとシュンジュギクを含む38集団について、核SSRによる集団構造解析を行った。解析の結果、全体は地理的なまとまりを持つ3つのグループに分かれることが明らかになった。またシュンジュギクは、少なくとも愛知と三重・高知で2回独立に平行進化したことが示唆された。また、RNA-seqによるリファレンス作成と多型検出、遺伝子発現プロファイルの比較を行った結果、重金属耐性に関わると思われるGOを持つ遺伝子を探索した所FRD3が候補に上がった。
ミヤマヨメナとシュンジュギクを含む38集団について、核SSRによる集団構造解析を行った。解析の結果、全体は地理的なまとまりを持つ3つのグループに分かれることが明らかになった。またシュンジュギクは、少なくとも愛知と三重・高知で2回独立に平行進化したことが示唆された。また、RNA-seqによるリファレンス作成と多型検出、遺伝子発現プロファイルの比較を行った結果、重金属耐性に関わると思われるGOを持つ遺伝子を探索した所FRD3が候補に上がった。
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- ID情報
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- 課題番号 : 25291085
- 体系的課題番号 : JP25291085