基本情報

所属
千葉大学 大学院国際学術研究院・国際教養学部
自治医科大学 医学部 生理学講座 神経脳生理学部門

研究者番号
00747256
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-3448-3584
J-GLOBAL ID
202101013844726390
researchmap会員ID
R000031438

私たちヒトを含む多くの社会性動物は、他者と親和的な関係を結びながら生きています。
家族、友人、仲間との関係だけでなく、ときには動物やロボットといった、種の壁を超えた相手とも関係性を築きます。

このような異種との親和的な関係性はどのように構築されるのでしょうか。
その関係は、人や動物の心身にどのような影響をもたらすのでしょうか。

「社会・親和行動研究室」では、異種間の親和的関係性がどのように成立し、人や動物の心身や行動にどのような影響を与えるのかを明らかにすることを目指しています。動物行動学や行動神経内分泌学といった生物学的手法に加え、アンケート調査やインタビュー調査などの社会科学的手法も用いて研究を行っています。

広く浅く視野を広げ、今まで見落とされていたものを掬い上げるような研究を心がけています。

現在、以下の二つの研究テーマを主軸としています。

① ヒトと動物に関する研究
●異種に対する親和性の神経生理学的メカニズム
ラットをモデル動物とした行動神経内分泌学的研究により、異種に対する親和性の成立メカニズムを解明しています。とくに、ラットの超音波音声に着目し、親和性や情動を客観的に捉える動物実験モデルの構築を進めるとともに、得られた知見を実験動物福祉へ還元する方法の開発を目指しています。

●動物観・共感疲労に関する研究
人が動物をどのような存在として捉えているか(動物観)に着目し、アンケート調査やインタビュー調査を通じてその変遷を明らかにしています。とくに、動物実験従事者が抱える葛藤や共感疲労を対象に、科学研究と倫理、研究者のウェルビーイングの関係を検討しています。

② ヒトとロボットに関する研究
●ロボット観に関する研究
ロボットやAIと親密な関係を築く人々に着目し、ロボットとの関係構築を支える意識や行動、ロボット観を調査しています。

●ロボットとのインタラクションが高齢者・介護士に与える影響
老人ホームで暮らす認知症のご高齢者や介護士にご協力いただきながらロボットとのコミュニケーションがQOLに与える影響について企業と共同研究しています。基礎研究の知見を活用し、その方らしさに深く寄りそうことができるロボットやその活用方法の開発を目指しています。


学歴

  3

論文

  29

講演・口頭発表等

  34

担当経験のある科目(授業)

  4

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

学術貢献活動

  2