2019年4月 - 2022年3月
5歳児クラスにおける絵本の読み聞かせと保育者の援助過程の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では、5歳児クラスの絵本や物語の読み聞かせ場面に着目し、幼児たちの参加の仕方とその変容、及び保育者の援助とその専門性を検討した。2年間にわたって、2つの5歳児クラスの幼児たちを観察し、幼児たちは「読前」「読中」「読後」という3つのプロセスにおいても発話が見られた。2名の保育者は以上の3つのプロセスを意識し、場面を展開しているが、具体的な援助の仕方が異なっていた。さらに、経験年数の異なる保育者たちに対してインタビューを行い、保育者の語りから絵本や絵本の読み聞かせ場面の捉え方、今の捉え方に至るきっかけについて検討し、経験年数によってその捉え方が異なることが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K14156
- 体系的課題番号 : JP19K14156
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
帝京大学教育学部紀要 9 19-29 2021年3月 査読有り筆頭著者
講演・口頭発表等
5-
日本保育学会 第75回大会 2022年5月15日
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EECERA 30th conference 2021年9月7日
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日本保育学会 第74回大会 2021年5月15日
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EECERA 29th conference 2019年8月22日
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日本保育学会第72回大会 2019年5月5日