基本情報

所属
東京外国語大学 TUFSフィールドサイエンスコモンズ 特任研究員
学位
修士(2016年3月 東京大学大学院)
学士(2013年3月 東京大学)

連絡先
amanefjtgmail.com
研究者番号
60973782
J-GLOBAL ID
201701014955107308
researchmap会員ID
B000282931

外部リンク

 私は現代料理について文化人類学の観点から研究しています。現代料理とは、西洋の高級料理にもとづきながらもその枠を越え、レストランが位置する場所の自然と文化の前衛的な解釈を試みる料理のスタイルです。例えば、ペルーの現代料理レストランであるセントラルでは、アンデスの一地域で栽培されている、色とりどりのとうもろこしの在来種をそれぞれに合わせて調理し、取り合わせた一皿によって、収穫期のアンデスの風景を喚起させるような料理を作っています。私はペルーと日本の現代料理レストランで料理人として働くことを通じてフィールドワークを行い、それによって得られた調査データと、食の人類学や創造の人類学、感覚の人類学、科学技術の人類学などの研究を交錯させることで、料理とはどのような行為か、創造はいかに可能となるか、おいしさとは何か、料理にグローバリゼーションはどのように現れるか、といった問いに取り組んでいます。
 料理についての研究を大まかに知りたいと思われた方は、『DIG THE TEA』によるインタビューをご覧ください。また取材などご希望の方は、「現代料理・セントラルについて」にあるテクストのいくつかをご覧になってからご連絡いただけますと幸いです。


 料理についての研究と並行して、フィールドワークで撮影された映像を、映像同士の潜在的な関係を引き出すようにして編集する方法である「喚起的映像」と、その発想にもとづくワークショップや展示を実践しています。
 喚起的映像の作例はこちらのページにいくつか掲載しています。


MISC

  22

講演・口頭発表等

  32

所属学協会

  3

Works(作品等)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6

社会貢献活動

  3

メディア報道

  2