研究ブログ

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第4回 ラテン語勉強会(2021年9月27日)

 9月3日にzoomで行った顔合わせをを第0回とすれば今回で第4回を数えるラテン語勉強会。本会は英文学・メディア研究の今関裕太氏が主宰するもので、テキストには標準ラテン文法 を用い、各回1課を扱って練習問題の答え合わせを中心にラテン語の学び合いを行なっている。

 今回は第4課(§17. 未完了過去(直接法能動相)、§18. 未来(直接法能動相)、§19. 第3変化名詞)を扱った。同日に、同じく今関氏が主宰しているギリシャ語勉強会でも未完了過去を扱ったが、これは動作・行為・状態が出来しようとしていること、あるいはその継続・反復を表現する文法的範疇であり、日本語では「〜ていた」と訳せば済むことが多いらしいものの、意味の確定は文脈によるところも大きいだろう。

 ところで、週に1回1課をまるごと扱うのは参加者一同難しいということになったため、今回からは各課を少なくとも2回に分けて行うこととなった。引き続き、ラテン語に継続的に触れる機会をこの勉強会で確保したい。

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