社会貢献活動

2022年4月3日

「誰もが来たくなる大学」を目指した多様な知性の創出 ーKYOSS(東京大学教育学部セーファースペース)とオールジェンダートイレの開設記念シンポジウム


主催者・責任者
東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育研究開発センター
場所・掲載箇所
東京大学赤門総合研究棟、Zoomによるオンライン

「SDGs においてインクルーシブな社会の実現という目標が掲げられていますが、社会状況の厳しさのなかで、日本社会の様々な領域で多様な差異を包摂する制度・文化・実践への転換が進まず、「孤独・孤立」や抑うつ・不安等のメンタルヘルス上の問題も深刻化しています。

この状況は東京大学も例外ではありません。藤井総長の掲げる「世界の誰もが来たくなる大学」の基盤として、キャンパスの包摂性・多様性をいかに高めるのかが改めて大きな課題となるなか、東京大学教育学部では、この度、KYOSS(教育学部セイファー・スペース)を開設することとなりました。

KYOSSは、多様なジェンダー/セクシュアリティ、障害、生きづらさの当事者性を持つ学生・院生・教職員相互の学び合いや協働を通じた、新たな教養教育と多様な知性が展開するプラットフォームとして運用します。また、隣接する場所にはオールジェンダートイレを設置しています。

当日は、第一部において記念式典を、第二部でシンポジウムを開催します。第二部前半では、KYOSS の運営を担う学部生・大学院生が、生きづらさや違和感を含めた自分たちを取り巻く多様な「いま」を踏まえて、KYOSS でいかなる活動を展開していきたいのかを語り合います。それを踏まえて第二部後半では、まず、KYOSS のベースコンセプトを説明したうえで、 先行事例であるKOSS(教養学部セーファースペース)のお話をうかがいながらKYOSSの展開可能性について議論したいと思います」(リンク先より)

リンク情報
URL
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/information/20220403event/