基本情報

所属
大阪大学 大学院人文学研究科 准教授
学位
博士(2017年3月 京都大学)

研究者番号
10750359
J-GLOBAL ID
201701012507835120
researchmap会員ID
B000280833

①東アフリカで話される (1) アラビア語接触変種、(2) バントゥ諸語接触変種、(3) ナイルサハラ諸語、(4) セム諸語 の言語記述を基軸としつつ、それらの話される多言語社会とその歴史、ローカルな言語観や価値観、言語事実を学問的に接続することを目標にしています。

*端的には、元々は南スーダン研究者を志していたけれど、紛争が発生した 2013 年以後、世界の言語を転々としています。今では世界の言語の多様性を実体験するのが一生の目標の、"naturalist" 的な "linguist" です。

*言語変種名でいうと:(1) ジュバ・アラビア語 Juba Arabic/南スーダン、ヌビ語 Nubi/ケニア・ウガンダ、ベニシャングル・アラビア語 Benishangul Arabic/エチオピア、(2) バリ語 Bari/南スーダン、パリ語 Päri/南スーダン、ベルタ語 Bertha/Funj/エチオピア、ニャンガトム語 Nyangatom/エチオピア、コエグ語 Koegu/エチオピア、(3) バンガラ語 Bangala(リンガラ語の姉妹言語)/南スーダン、ナイロビ・スワヒリ語 Nairobi Swahili あるいはシェン Sheng/ケニア、(4) スーダン・アラビア語 Sudanese Arabic/スーダン、アムハラ語 Amharic/エチオピア

②ほかに、前近代~近代の地中海地域のアラビア語ピジン西アフリカの逸脱的文語アラビア語、パプアニューギニア/ブーゲンビルのトクピシン Tok Pisinモトゥナ語 Motunaバイツィ語 Baitsi(南ブーゲンビル諸語)、母語である日本語大阪/泉州北部方言 Osaka/Northern Senshu Japanese についても調査を行ってきました。

③現職場では主に 文語アラビア語 Written Arabic を教えつつ、接触言語学/社会言語学/言語人類学に関連する授業、アフロアジア諸語に関する授業も行っています。

分野:記述言語学、社会言語学、クレオール言語学、アフリカ地域研究、外国語教育。

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自己紹介や連絡先は こちら(大阪大学外国語学部)、主な職歴や研究課題は こちら(KAKEN)をご覧ください。研究成果の一部は こちら(academia.edu)でも公開しています。

ヌビ語(アラビア語クレオール)辞書プロジェクトを進行中です(建設中、停滞気味です…)。

大阪接触言語学研究会(Osaka Contact Linguistics Colloquium)を企画・開催しています。

関西アラブ研究会 のHP管理を担当しています。ここでしか読めない論考や翻訳も多く、お勧めです。

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縁あって大阪外国語大学ギタークラブ/大阪大学外国語学部ギタークラブ(2021年3月廃部)の写真等資料を預かっています。ご関心ある方はお問い合わせください。


論文

  32

MISC

  26

講演・口頭発表等

  21

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5