MISC

2011年7月20日

視覚神経系モデルシミュレーションの複数GPUによる高速化

情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング]
  • 大村 純一
  • ,
  • 佐藤 俊治
  • ,
  • 江頭 明
  • ,
  • 三好 健文
  • ,
  • 入江 英嗣
  • ,
  • 吉永 努

2011
8
開始ページ
1
終了ページ
8
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

人間の視覚系の 「機能」 を細胞の入出力関係だけに着目して線形モデルで表し,計算機でシミュレーションを行う手法が広く用いられている.しかし膨大な細胞数のシミュレーションには時間がかかるため,モデルを簡略化し,再現すべき視覚機能を限定したシミュレーションが行われることが多い.そこで,本研究ではシミュレーションを高速化するために,プログラムを並列化し,GPU を搭載した PC クラスタを用いて実行する.本稿では,シミュレーションで必要となる演算を,NVIDIA C1060 と C2070 の異なるアーキテクチャの GPU で実行したときの性能の違いについて示す.また,C1060 を搭載した PC クラスタ上での並列実行により,16 台の GPU を用いたシミュレーションにおいて高い並列化効率が実現できたことを示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008583364
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10463942
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110008583364
  • CiNii Books ID : AN10463942

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