制動放射光を用いたPb-204の核共鳴蛍光散乱実験
日本原子力学会2021年秋の大会
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- 開催年月日
- 2021年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 札幌(online)
- 国・地域
- 日本
ドレスデン・ヘルムホルツセンター(HZDR)の制動放射光施設において、Pb-204の核共鳴蛍光散乱実験を 行った。99.9\%濃縮のPb-204ターゲットに最大エネルギー10.5MeVの制動放射光を照射し、ターゲットから放出される共鳴散乱ガンマ線を複数角度に設置されたゲルマニウム検出機で測定した。その結果、励起エネルギー3.6から8.3MeV領域において140の共鳴準位を観測し、ガンマ線ピーク強度から積分散乱断面積を求めた。また散乱ガンマ線の角度強度比から遷移の多重度を決定した。