2014年4月 - 2017年3月
ガイウス学派におけるプラトン解釈およびその自然観の解体と再生
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
1)中期プラトン主義のプラトン解釈 これについては、アルビノス『プラトン対話篇入門』をアルキノオス『ディダスカリコス』等と比較し、「パルメニデス」等の論理学的作品が他作品読解の道具と位置付けられていることを明らかにした。2)中期プラトン主義の宇宙論とその語彙 これについては、アイカヌム出土パピルス片のアリストテレス的用語の検討によって、このテキストが後代のプラトン主義綱要と語彙的に類似していることを明確にした。3)アプレイウスの思想 これについて研究分担者が従来とは異なった位置付けを提示した。さらに代表者と分担者は歴史研究者を含めた3人の外部研究者を招き研究会を開催した。
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- 課題番号 : 26370029
- 体系的課題番号 : JP26370029
この研究課題の成果一覧
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論文
2-
新プラトン主義研究第15号 51(66) 2014年3月 査読有り
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比較思想研究 40(40) 108-117 2013年 査読有り
講演・口頭発表等
3-
ガイウス学派におけるプラトン解釈およびその自然観の解体と再生研究会 2016年12月
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日本西洋古典学会第67回大会 2016年6月
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新プラトン主義協会第21回大会 2014年9月