Sho Kasuga

Profile Information

Affiliation: 一般社団法人科学・政策と社会研究室

Degree: 教養学士(国際基督教大学)
人間･環境学修士(京都大学)

Researcher number: 00437302
J-GLOBAL ID: 201101074190619583
researchmap Member ID: B000002529

External link: http://blog.talktank.net

小笠原諸島の歴史人類学研究ののち、社会運動のグローバルなネットワーク化などについて、インド、ブラジルなどを事例に研究。世界社会フォーラムなどに係わる。特に、遺伝子組換え作物の導入について、何故第三世界において反対運動が起こり、それがグローバル・ネットワーク化されていくかといったことを研究。
大阪大学では、サイエンスショップの設置に係わる。

twitter http://twitter.com/skasuga

Research Interests

Research Areas

Research History

Apr, 2016 - Present

Kindai University
Apr, 2019 - Aug, 2022

Osaka Prefecture University
Sep, 2018 - Aug, 2022

Director, Institute for Science, Policy and Society
May, 2018 - Mar, 2019

Institute for Future Engineering (IFENG)
Apr, 2012 - Mar, 2017

Center for the Study of Communication-Design, Osaka University
Sep, 2014 - Mar, 2015

Graduate School of Economics, Kyoto University
Aug, 2013 - Jul, 2014

研究員, 原子力市民委員会（NPO法人高木仁三郎市民科学基金）
Jun, 2012 - Mar, 2013

研究員, 株式会社ユニークアイディ
Apr, 2011 - Mar, 2012

Center for the Study of Communication-Design, Osaka University
Apr, 2007 - Mar, 2011

Center for the Study of Communication-Design, Osaka University
Nov, 2003 - Oct, 2010

Director, NPO Science Communication
Nov, 2005 - Mar, 2007

Center for the Study of Communication-Design, Osaka University
Apr, 2005 - Sep, 2006

Part-time Lecturer, Kosaka Hospital School of Nursing
Apr, 2004 - Mar, 2005

Visiting Researcher, Kyoto Women's University
Apr, 2003 - Aug, 2003

Visiting Researcher, Institute for Policy Sciences

Papers

116

［科学通信］理化学研究所等での大規模雇い止め問題の背景

春日匠

科学, 93(1) 7-9, Jan, 2023 Invited
Science-Technology Communication and Citizen Science: Overcoming the Divide between Technocracy and Democracy

KASUGA Sho

Journal of Japanese Scientists, 58(1) 17-23, Jan, 2023 Invited
「緑の革命」

春日, 匠

よくわかる現代科学技術史・ＳＴＳ, 70-71, 2022
戦後史で振り返る「アカデミー」としての日本学術会議の意義

春日, 匠

学術の動向, 26(6) 80-84, Jun, 2021 Invited
Special Issue'Can’t Wait Anymore: We Must Avert Climate Crisis' Introduction

Journal of Japanese Scientists, 55(9) 2-2, Sep, 2020 Invited
第10章命の源、水を守る人々: インド、ケララ州の社会運動の現場を巡る

春日, 匠

ふらっとライフ: それぞれの「日常」からみえる社会, 128-136, 2020
436

「条件なき大学」の復興のために: なぜ大学改革がイノベーションを破壊するか

春日, 匠

科学, 89(10) 924-932, Oct, 2019 Invited
360

The recipe for the wisdom and mindful society : Over the Japanese myth of technological innovation

KASUGA, Sho, IKEDA, Mitsuho

Co＊Design, 3 13-34, Mar, 2018
568

トランプ政権下アメリカの科学・技術と科学者: 全米科学振興協会(AAAS)年次総会での議論を中心に

春日匠

科学, 87(5) 0495-0500, May, 2017 Invited
「継続的本源的蓄積」としての研究開発―ネオコロニアリズムと研究者のプレカリアート化の関係について

春日, 匠

認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー, 219-237, 2016
普遍主義と相対主義を「跨ぐ」――Ｇ・ベイトソンと菅原和孝、あるいは科学のトリックスターとしての文化人類学

春日, 匠

世界の手触り―フィールド哲学入門, 153-164, 2015
世界社会フォーラム：グローバルな構造的暴力に立ち向かう試み

春日, 匠

平和研究入門, 171-185, 2014
Workshop for the Communication-Design about the social situation around Children : Practice of "KO-CAFE" (Child-Cafe)

Kubota Tetsu, Yagi Ekou, Rengyo, Kasuga Sho

Communication-Design, 6 97-101, Mar, 2012
Who is the citizen : pitfalls of the risk management society

(28) 23-46, 2012 Invited
人類学とSTS(科学技術社会論)–合理性の枠組みを揺るがす (九州人類学研究会オータム・セミナー報告論文) – (2009年度セッションA 人類学を/で豊かにすること–他領域との関係から人類学の拡張可能性を考える)

Sho KASUGA

九州人類学会報, 2011
最先端〈ではない〉研究を担うためのサイエンスショップ--我々が第三世界から学ぶべきこと

春日匠

Communication-design, 3 192-201, Mar, 2010
STS and Anthropology:Shaking the Scientific Rationality

KASUGA Sho

Abstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology, 2010 76-76, 2010
科学技術コミュニケーション演習プログラムの開発 : CSCD方式の提案

Sho KASUGA

Communication-Design, 1 107-123, Jul, 2008 Peer-reviewed
サイエンスショップにできること多元化する社会で大学に求められているもの

春日匠

Communication-Design, 1 125-142, Jul, 2008 Peer-reviewed
科学技術政策とNPO--政策提言型科学技術NPOの現状と課題 (特集サイエンス・コミュニケーション)

榎木英介, 春日匠

科学技術社会論研究, (5) 44-55, Jun, 2008 Peer-reviewedInvited

Misc.

107

日本科学振興協会の設立

春日匠, 馬場基彰

科学, 92(5) 398-400, May, 2022 Invited
新型コロナ、安倍政権と専門家会議の「いびつな関係」

春日匠

現代ビジネス, May 12, 2020 Invited
世界社会フォーラム in チュニス 3/26-30 激動の国際社会の中で議論を蓄積・発展させる存在に

春日匠

人民新聞, 1479, Apr, 2013 Invited
世界社会フォーラム in チュニスアラブの春ーオキュパイ運動で「もう一つの世界」へ 3/26-30

春日匠

人民新聞, (1477) 4, Apr, 2013 Invited
第三世界債務をめぐる国際状況と課題

春日匠

オルタ, 59, Nov, 2008 Invited
「もったいない」だけではもったいない--グリーンベルト・ムーブメントのラディカリティ (特集岐路にたつ?オルタ・グローバリゼーション運動)

春日匠

ピープルズ・プラン, (38) 98-100, 2007 Invited
倦怠期を克服するための科学技術コミュニケーション： 10年の遅れを取り戻せ

春日匠

バイオニクス, 20-21, Aug, 2006 Invited
0

ヴァンダナ・シヴァ『生物多様性の保護か、生命の収奪か』書評

春日匠

図書新聞, (2760) 5, Feb, 2006 Invited
生存の権利のための闘い--インド・プラチマダから (特集マルチチュード/ピープル/プレカリアート--グローバリゼーションに対抗する主体を構想する)

春日匠

ピープルズ・プラン, (35) 88-95, 2006 Invited
NPOサイコムの「科学技術政策」ここが焦点第1回科学技術基本計画第3期ウォッチング宣言！

春日, 匠

バイオニクス (Bionics), (January) 15-15, Jan, 2006 Invited
0

大学問題の“失われた10年”: 20世紀型科学の終焉とノンアカデミック・キャリアパス

春日, 匠

蛋白質核酸酵素, 50(15) 2029, Dec, 2005 Invited
集会報告 WSF連絡会『もう一つの世界の可能性』～ムンバイを経過して社会フォーラムという運動（or 空間）を考える

春日匠

People's Plan Study Group Newsletter, (6) 3, May, 2005 Invited
0

「運動の生成現場からの卓抜なレポート」（『ひとつのNo！たくさんのYES！反グロバリゼーション最前線』ポール・キングスノース著）書評

春日匠

情況, 253, May, 2005 Invited
対談「不安をかたどる」春日匠×中岡成文

中岡成文, 春日匠

『INTERFACE HUMANITIES』, (05) 3-15, Feb, 2005 Invited
インドでのGM論争 GMか有機か̶近代農法の欠点を補う二つの選択肢

春日, 匠

バイオニクス (Bionics), (February) 36-37, Feb, 2005 Invited
0

各国も無視できない影響力価値観転換迫る世界社会フォーラム

春日匠

京都新聞, 9, Feb, 2005 Invited
0

NPOの可能性：専門化と市民が社会的な問題を共有

春日匠

京都新聞, 13, Feb, 2004 Invited
大学と社会の再契約--触媒としてのNPO (特集解体される大学)

春日匠

インパクション, (138) 25-27, 2003 Invited

Books and Other Publications

〈ひと〉から問うジェンダーの世界史第3巻「世界」をどう問うか？

春日匠 (Role: Contributor, 地球の危機とオルタナティブな開発)

大阪大学出版, Mar, 2024 (ISBN: 9784872597790)
科学・技術・倫理百科事典

科学・技術, 倫理百科事典翻訳編集委員会, 科学・技術, 倫理百科事典翻訳編集委員会 (Role: Joint translator, サイエンスショップ, ボパール（インド）事件, 未来世代) (Original Author(s): Mitcham,Carl【編, 科学・技術, 倫理百科事典翻訳編集委員会, 監訳)

丸善出版, Jan, 2012 (ISBN: 4621083872)
大学評価基本用語100 (大学評価学会・シリーズ「大学評価を考える」)

シリーズ「大学評価を考える, 第, 巻編集委員会 (Role: Contributor, コラム１ KSSP（ケララ民衆科学協会）)

晃洋書房, Sep, 2011 (ISBN: 4771022461)
サービスロボットシステムにおける安心技術に関する調査研究報告書平成20年3月

サービスロボットシステム安心技術調査研究専門委員会 (Role: Contributor, 「2.6 安心をめぐる人文社会的議論の歴史: 東西文化比較を中心に」「2.7 ロボットと社会の関係に関する社会心理学的調査： ICタグについての調査事例研究」)

Mar, 2008
理工系&バイオ系失敗しない大学院進学ガイド―偏差値にだまされない大学院選び

サイエンスコミュニケーション, 日本評論社編集部 (Role: Contributor)

日本評論社, Nov, 2006 (ISBN: 4535784140)
平成１４年度科学技術振興調整費調査報告書『「需要」側からの科学技術政策の展開調査研究報告書』 2

研究代表者, 丹羽富士雄 (Role: Contributor, 春日匠、隠岐さや香「ヨーロッパにおける『社会／科学技術』関係基盤形成の取り組み一欧州委員会『アクションプラン』など)

財団法人政策科学研究所, Mar, 2003
平成12-15年度科学研究費補助金（研究種目基盤研究(B)(2)）成果報告書『遺伝子組み換え食品の安全性についてのＳＴＳ的・リスク論的研究』

(Role: Contributor, 第三世界における遺伝子組換え作物と有機農法、その何が争点になるか?)

Mar, 2003

Presentations

（討論）ゼロ年代の「失敗」「失われた～～年」を続けないために（？）

春日匠

図書館と社会融合：社会に開かれた情報資源セッション4 図書館と市民科学, Dec 6, 2021 Invited
ハイハーバーの思想のために

春日匠

共生科学会第13回オンライン大会, Jun 5, 2021 Invited
Japanese Science Under Attac from the Government

Sho Kasuga

6th World Forum On Science And Democracy - Panel 5: "Challenges And Paths For The Decolonization Of Science, Public Universities And The Democratization Of The Social Uses Of Knowledge"., Jan 27, 2021 Invited
「反学問(カウンターサイエンス)としてのＳＴＳとその未来：学問の現在から考える」STS１０+１０特別企画②：若手から見たSTS の現在～STS 観・STS 教育・キャリア形成～

春日匠

科学技術社会論学会第10回年次研究大会・総会（2011年度）, Dec 4, 2011
「熟議キャラバン2010 の成果と方法論の活用：シティズンシップ教育としての対話実践へ」【WS】市民と専門家の熟議と協働：でこしすプロジェクトの経験

山内保典, 春日匠, 平川秀幸

科学技術社会論学会第10回年次研究大会・総会（2011年度）, Dec, 2011
「日本版サイエンスショップへ向けた諸問題：反省と今後の戦略」【WS】市民と専門家の熟議と協働：でこしすプロジェクトの経験

春日匠, 山内保典, 平川秀幸

科学技術社会論学会第10回年次研究大会・総会（2011年度）, Dec, 2011
The Historical Gap between Social Movements and Academics: Why Nuclear Issues Are Ignored by Japanese General Public (Workshop: Voices from Fukushima)

KASUGA, Sho

European Network Akademy of Attac, Aug, 2011, Attac European Network
Managing Science Shop in Japanese Context: Challenges and Possibilities.

Yamanouchi, Y, Kosuga, M, Kasuga

Society for Social Studies of Science 2010 Annual Meeting, Aug, 2010
Interim Report and Evaluation of the Integrated Participatory Technology Assessment (IpTA).

Nakagawa,C, Yagi, E, Kato, K, Yamanouchi, Y, Kasuga, S, Hirakawa, H

Society for Social Studies of Science 2010 Annual Meeting, Aug, 2010
Building the First Science Shop in Japanese University: Its objective and two-year experience

Hirakawa, H, Kasuga, S, Kosuga, M, Takao, M, Tajima, J, Yagi, E, Yamanouchi, Y, Kata, K, Kawakami, K, Sakai, C, Shineha, R, Nakagawa, C, Matsuda, K

Living Knowledge 2009, Aug, 2009
Science communication in university education -Its significance and difficulties in Japanese society-

Sho KASUGA

PCST: Public Communication of Science and Technology, May 19, 2006

Education

Apr, 2000 - Mar, 2003

Kyoto University
Apr, 1998 - Mar, 2000

Kyoto University
Apr, 1993 - Mar, 1997

International Christian University

Committee Memberships

Jul, 2020 - Jun, 2022

"Journal Of Japanese Scientists" editor, The Japan Scientists' Association (JSA)