2016年
CK16-01航海において伊平屋北海丘及び伊平屋小海嶺から採取した間隙水の化学組成
日本地球化学会年会要旨集
- 巻
- 63
- 号
- 0
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14862/geochemproc.63.0_13
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本地球化学会
<p>2016年2月29日~3月17日にかけて,SIP「海のジパング計画」の一環として沖縄トラフの伊平屋北海丘及び伊平屋小海嶺(野甫サイト)において,地球深部探査船「ちきゅう」を用いた海底熱水域の掘削が行われた。掘削では,伊平屋北海丘においてアキサイト(掘進長:208.5 m),熱水活動域の中間に位置する場所(107.5 m),野甫サイト(9.5 m及び121.0 m)の四ヵ所からコア試料を採取した。採取したコアは,船上で直ちに1 mごとに切り分けられ,センサーによるガス濃度測定,ガス測定用のサブサンプリングを行った。1 mごとに切られたコアセクションは,CTスキャンによって構造を確認した後,10~25cm程度を間隙水抽出用に切り分けた。切り分けられたコア試料は,IODPのプロトコルに則って処理し,間隙水を抽出した。抽出した間隙水について,船上でpH,アルカリ度,栄養塩及び硫化水素濃度を,陸上において主成分濃度を測定した。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14862/geochemproc.63.0_13
- CiNii Articles ID : 130005279867
- identifiers.cinii_nr_id : 9000345295749