
川邊 咲子
Sakiko KAWABE
更新日: 2020/06/10
基本情報
- J-GLOBAL ID
- 201901004636666638
石川県能登半島とフィリピン・イフガオ州をフィールドに、地域の民具コレクションについての調査・研究を行ってきました。民具そのものというよりも、人々がそうしたモノを集めて残そうとするその活動自体に興味があり、背景にあるモノと人、記憶との関係について考えてきました。
一方で、これまで様々な地域で収集・保存されてきた民具ですが、物だけが残り情報が残されないために学術資料や地域資源として価値が低く、資料館等でもあまり活用されない現状にあります。
そうした課題を解決し、民具が、研究や博物館活動だけでなく地域活動や日常生活の営みにも役立つようなパブリックヒストリー・リソースとなるには、どのような情報を記録し、共有していくのが望ましいでしょうか。このように、モノと情報の蓄積・共有の在り方についても考えています。
一方で、これまで様々な地域で収集・保存されてきた民具ですが、物だけが残り情報が残されないために学術資料や地域資源として価値が低く、資料館等でもあまり活用されない現状にあります。
そうした課題を解決し、民具が、研究や博物館活動だけでなく地域活動や日常生活の営みにも役立つようなパブリックヒストリー・リソースとなるには、どのような情報を記録し、共有していくのが望ましいでしょうか。このように、モノと情報の蓄積・共有の在り方についても考えています。
研究分野
1経歴
2-
2019年5月 - 現在
-
2018年4月 - 2019年5月
学歴
5-
2016年4月 - 現在
-
2018年4月 - 2019年3月
-
2014年4月 - 2019年3月
-
2013年4月 - 2016年3月
-
2008年4月 - 2013年3月
論文
7-
月刊考古学ジャーナル 718 50 - 53 2018年10月 招待有り
-
のと地域学 2 20 - 31 2018年6月 招待有り
-
金沢大学資料館紀要 = Bulletin of the Kanazawa University Museum 13(13) 27 - 50 2018年3月 査読有り
-
エコミュージアム研究 21 40 - 48 2016年12月 査読有り
-
金沢大学大学院 2016年3月 査読有り
MISC
2-
民具マンスリー 51(12) 19 - 20 2019年3月 招待有り
-
北陸人類学研究会ニューズレター 26 18 - 21 2017年3月
講演・口頭発表等
13-
5th Philippines-Japan Forum on Ifugao Satoyama Meister Training Program 2019年1月24日
-
Cultural Resource Studies Seminar 2018 International Student Symposium: Diaspora and Cultural Resource management 2018年12月19日
-
RAI2018: Art, Materiality and Representation 2018年6月2日
-
第4回 フィリピン/日本 国際ワークショップ「持続可能性科学とGIAHS-Twinningによる能登、イフガオの持続発展」〜持続可能性科学が目指すレジリエントな持続型社会と能登、イフガオGIAHS〜 2018年2月5日
-
平成29年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「グローバル現象を人類学はどのように捉えるか」 2017年12月7日
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 特別研究員奨励費 2018年4月 - 2019年5月
その他
1-
市場調査を基に輪島塗の潜在顧客を発掘し、感性工学の手法を用いて潜在顧客に対し輪島塗の「気持ちよさ」をアピールする宣伝文やキャッチコピー、PR媒体を提案した学生プロジェクト。2016年・2017年度実施。