2014年3月
地域包括支援センター看護職のセルフ・ネグレクト事例への介入方法の分析
高齢者虐待防止研究
- 巻
- 10
- 号
- 1
- 開始ページ
- 106
- 終了ページ
- 120
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
高齢者の「セルフ・ネグレクト」事例に対して地域包括支援センター(包括センター)の看護職がどのような対応を行っているのかを明らかにすることを目的に、包括センターの看護師15名・自治体保健師2名の計17名を対象にフォーカス・グループインタビューを行った。内容分析の結果、包括センターの看護職のセルフ・ネグレクト事例への、初動期における介入方法として【繰り返し訪問することで援助関係に発展する】【支援を求めやすい関係を構築する】など7カテゴリー、展開期における介入・支援方法として【気持ちの揺れをつかんでタイミングを逃がさず動く】【病状と生活の状況などから総合的に判断する】など8カテゴリー、早期発見・予防として【情報が入る仕組みづくり】【地域で支え合う仕組みづくり】など3カテゴリーがそれぞれ抽出された。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1880-1838
- J-Global ID : 201402216769042614
- CiNii Research ID : 1010000782201120395