2019年4月 - 2022年3月
データサイエンスによる風景の色合い予測及びその情報デザインによる価値創造
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2019年度は、おおむね当初計画通りに実施した。主な内容は「A.予測手法の検討:定点からの画像及び関連情報の収集装置とそれらからの予測システムの確立」、「B.予測配信のための情報デザインの検討:その予測や記録を提示するための情報デザインの検討、およびインターフェイスや機能の考案・試作」であった。
各項目に対する実績は次の通りである。
A:予測手法の検討:記録画像の質の改善として、それまでに実施していたwebカメラによる記録手法から、一眼レフカメラを用いた記録手法に変更し、そのシステムを開発した。これは、記録画像上の色の再現性の向上をめざしたものである。また、記録された画像に含まれる色彩のうち、グラデーションに着目し、分担者のひとりである松田が、デザイナーとしての感性により教師データを抽出し、それに基づいた「美しいグラデーション」の含まれる画像抽出を試みた。
B.予測配信のための情報デザインの検討:グラデーションを愉しむサイトとして、ウェブサイトの構築をはかった。このウェブサイトは、その試作を下関美術館「第5回 日中韓三大学交流作品展・東亜大学芸術学部アート・デザイン学科卒業制作展」での展示も実施し、鑑賞者からのフィードバックを得た。また、そのシステム内にweb-APIの提供機能も試作し、指定日時のグラーデーションが設定されたcssや、SVG画像の提供を可能とした。また、次年度以降の準備として、袋井市役所と連携し、市の事業においてこの色彩を活用した広報物の作成について検討を開始した。
各項目に対する実績は次の通りである。
A:予測手法の検討:記録画像の質の改善として、それまでに実施していたwebカメラによる記録手法から、一眼レフカメラを用いた記録手法に変更し、そのシステムを開発した。これは、記録画像上の色の再現性の向上をめざしたものである。また、記録された画像に含まれる色彩のうち、グラデーションに着目し、分担者のひとりである松田が、デザイナーとしての感性により教師データを抽出し、それに基づいた「美しいグラデーション」の含まれる画像抽出を試みた。
B.予測配信のための情報デザインの検討:グラデーションを愉しむサイトとして、ウェブサイトの構築をはかった。このウェブサイトは、その試作を下関美術館「第5回 日中韓三大学交流作品展・東亜大学芸術学部アート・デザイン学科卒業制作展」での展示も実施し、鑑賞者からのフィードバックを得た。また、そのシステム内にweb-APIの提供機能も試作し、指定日時のグラーデーションが設定されたcssや、SVG画像の提供を可能とした。また、次年度以降の準備として、袋井市役所と連携し、市の事業においてこの色彩を活用した広報物の作成について検討を開始した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K12669
- 体系的課題番号 : JP19K12669