講演・口頭発表等

2019年1月12日

課題解決力を高める理科(生物)の指導

日本生物教育学会第103回全国大会
  • 野中 繁

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
日本生物教育学会
開催地
愛知教育大学

変貌する未来に生きる子どもたちに必要な力は「課題解決力」だと考える。そのために理科教育に求められているものはInquiryである。
課題研究を必須として成功を収めているSSHでは、全ての学校が、いきなり課題研究には入らず、課題研究のための基礎講座を行っている。そこで行われているものは、実験機器の操作法からミニ課題研究まで様々であるが、「科学の方法」を教えること、思考法・思考のための技法を取り上げていることが興味深い。これはそのまま、課題解決力を育成する指導法と考えられる。これらを具体的に整理し、今後大学の授業において試行をしてみたい。