共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

微視的ネマチック秩序を持つ光学的等方相の構築とそれを用いた表示材料の研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19550175
体系的課題番号
JP19550175
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

極性基を持つキラルT型化合物を設計・合成し、特殊な液晶相であるブルー相III(BPIII)の温度幅拡大に成功し、電界でスイッチングすることを世界で初めて実証した。さらに混合系においてBPIIIが誘起されることを見つけ、そのBPIIIでは電界印可・除去時の応答時間が温度に依存しなかった。実用化をはかる上で有用な情報が得られた。また、新規イオン性液晶化合物を合成し、既存のネマチック液晶と混合することで光学的等方相であるキュービック相が誘起された。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19550175/19550175seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19550175
ID情報
  • 課題番号 : 19550175
  • 体系的課題番号 : JP19550175