2007年 - 2008年
微視的ネマチック秩序を持つ光学的等方相の構築とそれを用いた表示材料の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
極性基を持つキラルT型化合物を設計・合成し、特殊な液晶相であるブルー相III(BPIII)の温度幅拡大に成功し、電界でスイッチングすることを世界で初めて実証した。さらに混合系においてBPIIIが誘起されることを見つけ、そのBPIIIでは電界印可・除去時の応答時間が温度に依存しなかった。実用化をはかる上で有用な情報が得られた。また、新規イオン性液晶化合物を合成し、既存のネマチック液晶と混合することで光学的等方相であるキュービック相が誘起された。
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- 課題番号 : 19550175
- 体系的課題番号 : JP19550175