共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

炭素質材料への金属のインターカレーション機構の解明と次世代二次電池負極材料の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
15H03852
体系的課題番号
JP15H03852
配分額
(総額)
17,030,000円
(直接経費)
13,100,000円
(間接経費)
3,930,000円

ホストとなる炭素質材料のホウ素/炭素/窒素(B/C/N)、ホウ素/炭素(B/C)材料、およびグラフェンライクグラファイト(GLG)を作製した。B/C材料に気相法でCaの蒸気をインターカレートさせることに成功した。Liイオン二次電池負極としてB/C材料がグラファイトより大きな可逆容量(最大600 mAh/g)を、Naイオン二次電池負極としてB/C材料およびGLGが高い可逆容量(最大300 mAh/g)を示し、ホスト材料の重要性が確認できた。
材料のX線吸収端構造から、ホスト材料の電子構造の中でも伝導帯の電子状態が金属のインターカレーションに大きく影響しているという機構を考えることができた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H03852/15H03852seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H03852
ID情報
  • 課題番号 : 15H03852
  • 体系的課題番号 : JP15H03852

この研究課題の成果一覧

MISC

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