2019年6月
【抗菌薬をアップデートせよ!-耐性菌に立ち向かう! 適正化の手法から新薬の使い分けまで】耐性菌治療戦略をアップデートせよ! こんなときどうする? CREによる感染症に立ち向かう
Medicina
- 巻
- 56
- 号
- 7
- 開始ページ
- 1102
- 終了ページ
- 1105
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)医学書院
<文献概要>Point ◎カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)感染症のなかでもカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)感染症は予後が不良であり治療薬の選択肢が少ない.◎多剤耐性のCPEの治療薬としてコリスチンやチゲサイクリンがあるが,これらの薬剤による単剤治療の治療効果は不確かである.◎海外のCPE感染症治療の臨床研究では,特に重症例においては多剤併用療法の有効性が示唆されている.◎CPEの感染症治療に,併用薬としてカルバペネムの高用量・長時間投与が選択される場合がある.◎日本と海外ではCPEの微生物学的特徴や薬剤感受性が異なる.
- ID情報
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- ISSN : 0025-7699
- 医中誌Web ID : T618080031