2015年4月 - 2019年3月
SRシステムによる時間錯誤を用いた時間認知知覚メカニズムに関する実験研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
デジャヴなどの特異な認知現象は、時間認知メカニズムを解明する上で有用な研究対象となりえるが、そのような現象を実験室内で再現性高く生起する手法はこれまで存在しなかった。本研究では、代替現実装置(記録/編集されたシーンとライブシーンを主観上区別なく混ぜ合わせる実験プラットフォーム)を用いて、デジャヴおよび付随する認知現象の生成を行い、現象の分析をもって時間認知を調べた。とくに離人感覚との関係性について考察を行った。成果の一部、特に開発した新装置については、まずACM SIGGRAPH 2019 Emergent Technologiesにて発表される。2019年6月現在、論文誌投稿を準備中である。
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- 課題番号 : 15K16014
- 体系的課題番号 : JP15K16014